ARCHITECTURE
ケリー・ヒル建築の30年の軌跡をたどる一冊。
『カーサ ブルータス』2022年9月号より
| Architecture | a wall newspaper | photo_Miyu Yasuda text_Housekeeper
アジアリゾートの礎を築いた建築家、ケリー・ヒルのプロジェクトを一挙掲載した注目の作品集が刊行。
アマンリゾートを筆頭に数々のホテルを設計したアジアリゾート建築の第一人者、ケリー・ヒル。シンガポールに設立した〈ケリー・ヒル・アーキテクツ〉(KHA)は、日本の〈アマン東京〉〈アマン京都〉ほか、世界各国のプロジェクトを手がけてきた。『ケリー・ヒル建築全集』は、KHAによる建築物を一挙掲載した作品集だ。彼は、2018年に75歳の生涯を閉じたが、KHAに浸透したデザイン原則や確立された設計手法を掘り下げ、ひも解く一冊になっている。
「どのプロジェクトも、まず中心にアイデアがある」とヒルは言う。KHAでは、設計開発の初期のアイデア提案のプロセスを重視し、若手からベテランまでが対等に議論し、検証を行う。作品集に収められた青鉛筆のアイデアスケッチは、最終的な平面図と非常に似ており、初期段階で徹底的にアイデアが磨き抜かれていることを示す。こうしてヒルの設計哲学が共有され、発展していった。
さらにKHAは、異国、異文化での仕事により、地域の在来工法や地元素材、その地の景観を巧みに取り入れることを強みとした。
「どのプロジェクトも、まず中心にアイデアがある」とヒルは言う。KHAでは、設計開発の初期のアイデア提案のプロセスを重視し、若手からベテランまでが対等に議論し、検証を行う。作品集に収められた青鉛筆のアイデアスケッチは、最終的な平面図と非常に似ており、初期段階で徹底的にアイデアが磨き抜かれていることを示す。こうしてヒルの設計哲学が共有され、発展していった。
さらにKHAは、異国、異文化での仕事により、地域の在来工法や地元素材、その地の景観を巧みに取り入れることを強みとした。
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