DESIGN
心に静寂が広がる。パリ〈レストラン メゾン〉のための香り《maboroshi41 for MAISON》が登場。
May 5, 2022 | Design | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto
茶を通じて日本の美意識を届ける香のブランド〈MABOROSHI〉より、渥美創太が手がけるパリの〈レストラン メゾン〉をイメージした、茶香炉用のアロマ《maboroshi41 for MAISON》が誕生。香りは青森ヒバプロダクトのブランド〈Cul de Sac(カルデサック)〉とともに開発した。
茶葉ブランド〈EN TEA〉が2020年にスタートした〈MABOROSHI〉は、茶と日本文化から生まれた香りのプロジェクト。オリジナルの茶香炉《kouro #01》を開発し、専用の茶葉やアロマをリリース。香りを通じて、和む時間や日本の美意識に触れる機会を創出してきた。
今回新たに登場したのは、パリに店を構える〈レストラン メゾン〉と開発したアロマ《maboroshi41 for MAISON》だ。〈レストラン メゾン〉が大事にしている「食事におさまらず、食を通し体験するすべての時間を楽しみ、豊かな人生を届けたい」という思いに共鳴し、今回のコラボレーションが決定。青森県産の天然ヒバを使用したプロダクトブランド〈Cul de Sac(カルデサック)〉も賛同し、佐賀県や鹿児島県産の日本茶や紅茶、京都の井草、台湾の烏龍茶の香りをベースに、青森県産天然ヒバの精油を染み込ませたオリジナルのアロマが完成した。
今回新たに登場したのは、パリに店を構える〈レストラン メゾン〉と開発したアロマ《maboroshi41 for MAISON》だ。〈レストラン メゾン〉が大事にしている「食事におさまらず、食を通し体験するすべての時間を楽しみ、豊かな人生を届けたい」という思いに共鳴し、今回のコラボレーションが決定。青森県産の天然ヒバを使用したプロダクトブランド〈Cul de Sac(カルデサック)〉も賛同し、佐賀県や鹿児島県産の日本茶や紅茶、京都の井草、台湾の烏龍茶の香りをベースに、青森県産天然ヒバの精油を染み込ませたオリジナルのアロマが完成した。
〈MABOROSHI〉のオリジナル茶香炉《kuro #01》の皿にアロマを広げると、ティーキャンドルの熱を受けて、香りがじっくり広がっていく。ティーキャンドルの熱で間接的にアロマを温めて香りが立ち上るので、焦げくささや煙たさはない。食事中に焚いても気にならず、気分をリラックスさせてくれる。
シックな佇まいの《kouro #01》は、プロダクトデザイナーの猿山修がデザインし、長崎県波佐見町の陶磁器ブランド〈マルヒロ〉が製造を手がけている。また〈MABOROSHI〉では茶香炉用の茶葉だけでなく、ヒノキやスギ、ホーリーバジルなどのアロマも販売。自由に組みわせて、自分好みの香りを探っていくのも楽しい。
シックな佇まいの《kouro #01》は、プロダクトデザイナーの猿山修がデザインし、長崎県波佐見町の陶磁器ブランド〈マルヒロ〉が製造を手がけている。また〈MABOROSHI〉では茶香炉用の茶葉だけでなく、ヒノキやスギ、ホーリーバジルなどのアロマも販売。自由に組みわせて、自分好みの香りを探っていくのも楽しい。
《kouro #01》の楽しみは香りだけでない。空気の通りを良くするために設けられたスリットから漏れる光の美しさも心を癒してくれる。iPhoneやPCから離れ、部屋の灯りを落として静かな香りの時間を楽しみたい。
《maboroshi41 for MAISON》
1回5g×7包 2,100円。〈EN TEA〉の展開する〈GEN GEN AN幻〉や、〈Cul de Sac〉の店舗でも販売中。《kouro #01》は、〈MABOROSHI〉公式サイトにて予約販売中。https://maboroshi54.com/