FOOD
小寺慶子のレストラン予報｜広尾〈Taratatà〉
『カーサ ブルータス』2020年9月号より
August 20, 2020 | Food | RESTAURANT FORECAST | photo_Kayoko Aoki text_Keiko Kodera
ネオ横丁のパスタハウスの楽しさに麺食らうでしょう。
熟成牛入りミートボールのトマトソースとブッラータのスパゲッティ1,800円。
イワシのサルデッラとレモン風味のアーリオ・オーリオ1,600円、近江牛のボーンマロー1,400円。
ノスタルジックで味のある昔ながらの “横丁” もいいが、令和生まれのネオ横丁は根アカな雰囲気と自由度の高さが魅力。横丁スタイルで気軽に楽しむことができる17店舗が集結し、話題を集めているのが広尾の〈THE RESTAURANT〉だ。
予約困難な鮨店や星付きレストランの新業態店など、すべてが主役級といえる店のラインナップのなかでもパスタ好きに訪れてほしいのが、今年5周年を迎える人気イタリアン〈メログラーノ〉の後藤祐司シェフが手がける〈タラタタ〉。
本店は9,000円と13,000円のコースがメインだが、新店はアラカルトのみの提供。シェフ渾身のワインがすすむ一品料理や滋賀の精肉店〈サカエヤ〉から届く熟成牛を使ったミートボールのスパゲッティ、発酵させた生しらすとイワシを和え、レモンをきかせたアーリオ・オーリオスパゲッティなど、食材使いのセンスが光る新作パスタも10種前後用意する。予約いらずでふらりと立ち寄れるのも嬉しい限り。大人が心地よく回遊できるネオ横丁でひときわ陽気なオーラを放つ。
予約困難な鮨店や星付きレストランの新業態店など、すべてが主役級といえる店のラインナップのなかでもパスタ好きに訪れてほしいのが、今年5周年を迎える人気イタリアン〈メログラーノ〉の後藤祐司シェフが手がける〈タラタタ〉。
本店は9,000円と13,000円のコースがメインだが、新店はアラカルトのみの提供。シェフ渾身のワインがすすむ一品料理や滋賀の精肉店〈サカエヤ〉から届く熟成牛を使ったミートボールのスパゲッティ、発酵させた生しらすとイワシを和え、レモンをきかせたアーリオ・オーリオスパゲッティなど、食材使いのセンスが光る新作パスタも10種前後用意する。予約いらずでふらりと立ち寄れるのも嬉しい限り。大人が心地よく回遊できるネオ横丁でひときわ陽気なオーラを放つ。
“食べて、遊んで、仕事して” をコンセプトにした〈EAT PLAY WORKS〉内に7月20日にオープン。カクテルやイタリアワインも充実。
〈Taratatà（タラタタ）〉
東京都渋谷区広尾5-4-16 THE RESTAURANT 2F TEL 080 6793 5397。11時30分〜14時30分、17時〜23時（日・祝〜15時、〜22時）。無休。
小寺慶子
肉を糧に生きる肉食系ライターとして雑誌やWebに執筆。横丁デビューはハタチ。40歳を目前に控えたいまもなお、酒量と体重増加にペースダウンの気配なし。
