2時間待ちは当たり前!? あの〈ペリカン〉がカフェを開店。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

2時間待ちは当たり前!? あの〈ペリカン〉がカフェを開店。

『カーサ ブルータス』2017年11月号より

パン屋の〈ペリカン〉から徒歩2分の場所にカフェ誕生。食べに行く価値大。行列をものともせず行ってみて!

「炭焼きトースト」が目の前に来た! 浅草の老舗パン屋〈ペリカン〉の人気商品、小さめの四角い食パンを炭火でこんがりと焼いたものだ。パンの厚みと網目にぐっと来る。バターを塗るのももどかしく、まずはパクリ。この香ばしさ、このサックリ感。これですよ、と思わず独り言つ。
炭焼きトースト+コーヒー
炭火の上にかけた特注の大きな網で、カリッと焼いたトーストは、誰もがにっこりする味。単品320円。1杯ずつ淹れるコーヒーと一緒で540円。
フレッシュサラダ
小さなサラダでも、野菜を食べたという満足感と喜びがある。320円。トーストだけだと何だか寂しいという方に。
フルーツサンド
季節のフルーツ満載のサンドイッチ。秋はごろりと大きなブドウが入っていて、見た目もぷっくら。幸せな気持ちに。860円。
ここは、今年8月末にオープンした〈ペリカンカフェ〉。今まで、ペリカンのパンが食べられる喫茶店は何店舗もあったけど、こちらは直営。ペリカンのパンを知り尽くした4代目の母が店主を務め、その魅力を余すことなく伝える店だ。この炭焼きトースト、厚さは2cm。身が詰まってミミまでおいしい食パンを、炭火で外はカリッ、中はふわっと焼いてある。これぞ、この店のシグニチャーだ。
ペリカンがカフェと聞いて、レトロな喫茶店を思い浮かべる方も多かったろう。このモダンなデザインは酒匂克之による。経年変化を楽しんでほしいとのこと。
トーストも考え抜かれたラインアップ。時代を超えて愛され続けるパンの〈ペリカン〉らしく、ハム目玉焼きトーストにチーズトーストが2種、それに小豆トースト。サンドイッチは今流行りのフィリングたっぷりタイプではなく、ハムカツにしてもオムレツにしても、どこか懐かしさが宿る、温かみあふれる内容だ。かといって昭和レトロでもない。今感がしっかりあるから、すんなり入ってくる。そのバランスが絶妙なんである。ただ、いまだ行列が絶えず。タイミングによって、すぐに入れることもあるそうなので、今日こそ並ばなくて済むか、と何度かトライするしかない。待つのもまた楽し、ってことで……。
『74歳のペリカンはパンを売る。』
昨年創業74年を迎えた〈ペリカン〉。現在4代目の渡辺陸さんが引き継ぐこの店の、時代を超えても変わることのないパン作りを丁寧に綴る映画。シンプルな素材で変わらぬ味を作り、愛され続けるこの店を支える2代目店主・多夫さんの存在も大きい。渋谷・ユーロスペースで公開中。

〈ペリカンカフェ〉

東京都台東区寿3-9-11
TEL 03 6231 7636。8時〜18時。日曜・祝日休。

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