MoMA別館に登場したオールデイカフェ〈ミナズ〉|吉田実香のNY通信
MoMAの別館〈MoMA PS1〉に新たなカフェがオープンした。率いるのは、NYアート界でひっぱりだこの女性シェフ。ギリシャのグランマの味を、ビオワインで楽しませてくれる。
NYアート界における「フードの寵児」こと、ミナ・ストーン。アトリエのランチから、オープニングイベントのディナーまで、ぜひミナの料理を! と熱いラブコールを寄せるのは、エリザベス・ペイトンはじめ当代きってのアーティストやギャラリーの数々だ。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの現代アート作家、ウルス・フィッシャーもその一人。フィッシャーのアトリエで、専属パーソナルシェフを2006年から務めてきたキャリアを誇る。
ミナが作るのは一見シンプルに見えて、誠実な食材を吟味し滋味あふれる家庭料理だ。ギリシャ出身の祖母から教わった、地中海の「普通ごはん」。どこか懐かしい味でありつつ、ミナ独自のアイデアを日々盛り込んだ、フレッシュで楽しい料理を食べさせる。
ミナが作るのは一見シンプルに見えて、誠実な食材を吟味し滋味あふれる家庭料理だ。ギリシャ出身の祖母から教わった、地中海の「普通ごはん」。どこか懐かしい味でありつつ、ミナ独自のアイデアを日々盛り込んだ、フレッシュで楽しい料理を食べさせる。