クリスチャン・ディオール:デザイナー・オブ・ドリームス | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

クリスチャン・ディオール:デザイナー・オブ・ドリームス

2017年にメゾン創設70年を記念してパリ装飾美術館で開催されたディオールの大回顧展。これを元にイギリス関連の展示を加えた展覧会が、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館にて開催中だ。

クリスチャン・ディオール自身による、1940−50年代のコレクション。
1947年、戦後の物資不足が続く時代、 細く絞ったウエストとフレアスカートに代表される「ニュールック」で、瞬く間にファッション界の頂点に君臨することになったクリスチャン・ディオール(1905—1957)。この展覧会では、彼の生い立ちや初期のデザイン画や写真などとともに、その特徴ある代表作の展示から始まる。

イギリスのカントリーハウスやガーデンを愛し、サビル・ロウのスーツを好んだというディオール。イギリスで製作された手袋や靴、ニットやジュエリーなどの展示、1952年のサボイ・ホテルでのショーの様子なども見ることができる。ハイライトはエリザベス女王の妹、マーガレット王女が21歳の誕生日に着たドレスだ。
オリジナルのデザイン画も飾られた中央の作品と、各時代のデザイナーによるオマージュ的作品。
マーガレット王女が着たドレスなど、イギリスに関係した展示がずらり。
白いコットン地を使った衣装の仮縫いも一堂に展示。
オリジナルのデザイン画も飾られた中央の作品と、各時代のデザイナーによるオマージュ的作品。
マーガレット王女が着たドレスなど、イギリスに関係した展示がずらり。
白いコットン地を使った衣装の仮縫いも一堂に展示。
絶頂期と言える1957年に急逝したディオールの活動期間は実は10年と短い。彼の亡き後は、イヴ・サンローランを始めとして、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、そして現在のマリア・グラツィア・キウリなど、代々、気鋭のクリエイティブ・ディレクターが「ディオールらしさ」を引き継ぎ、またその時代を反映したクチュールを展開してきた。めくるめくオートクチュールのほか、香水やコスメティックス、あるいは白いコットン地による仮縫いがずらりと並んだ展示もあり、ディオールの全容が明らかにされた見応えのある内容になっている。
日本、インド、中国などの民族衣装にインスパイアされた作品が並ぶ、旅をテーマにした展示。
華やかなボールルームの展示。各時代のデザイナーによる手の込んだクチュール作品が並ぶ。
ミニチュアのドレス、バッグやシューズ、香水やコスメティックなど、ディオールの世界をジオラマ的に展示。
日本、インド、中国などの民族衣装にインスパイアされた作品が並ぶ、旅をテーマにした展示。
華やかなボールルームの展示。各時代のデザイナーによる手の込んだクチュール作品が並ぶ。
ミニチュアのドレス、バッグやシューズ、香水やコスメティックなど、ディオールの世界をジオラマ的に展示。

『Christian Dior : Designer of Dreams』

〈Victoria & Albert Museum〉
Cromwell Road London SW7 2RL TEL (44) 20 7942 2000。〜7月14日。10:00〜17:45(金〜22:00)。無休。20ポンド。