FASHION
「装う」本質を問う『ドレス・コード? —— 着る人たちのゲーム』展。
July 1, 2020 | Fashion | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
300点以上の多彩な展示を通して探る、インターネットやSNSが普及した現代社会の新たな〈ドレス・コード〉とは?
『ドレス・コード? —— 着る人たちのゲーム』展が、2019年8月の〈京都国立近代美術館〉、12月の〈熊本市現代美術館〉を経て、いよいよ東京にやってくる。
ファッションは、着るのはもちろんのこと、視る/視られる関係にあるものだ。ある社会や文化、グループのみで通じる〈ドレス・コード〉が存在し、属する人々の思考や行動にまで影響を及ぼしている。また、そのコードから自己と他者のコミュニケーションが生まれている。
ファッションは、着るのはもちろんのこと、視る/視られる関係にあるものだ。ある社会や文化、グループのみで通じる〈ドレス・コード〉が存在し、属する人々の思考や行動にまで影響を及ぼしている。また、そのコードから自己と他者のコミュニケーションが生まれている。
『ドレス・コード? —— 着る人たちのゲーム』展では、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクション約90点に加え、美術作品、マンガ、映像などで描かれる衣装までを含む300点以上のファッションを、13のキーワードで分類し展示。インターネットやSNSの発達により、誰もが自分の装いやスタイルを自由に発信できる現代社会において、私たちとファッションの新たなかかわり方──〈ドレス・コード〉の本質を探る。
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