DESIGN

味、デザインともに◎！〈バルミューダ〉が提案するコーヒーメーカーの決定版。

October 5, 2021 | Design, Food | casabrutus.com | text_Housekeeper

10月7日に発売される《バルミューダザ・ブリュー》。もっとも多くの人に愛される味と美しいデザインを研究した、究極のコーヒーメーカーとは？

●多くの人の好みにマッチする「ストロング＆クリア」な味わいを追求。

《バルミューダザ・ブリュー》59,400円。

カプセル型、ドリップ型、ミル付き。家庭で手軽にコーヒーを淹れてくれるコーヒーメーカーは数多くあるけれど、〈バルミューダ〉が新たに発表した《バルミューダザ・ブリュー》は、日本人が愛する味わいと、スタイリッシュなデザインを実現させたコーヒーメーカーの決定版だ。

求めたのは、「ストロング＆クリア」。気分を一新させる強いテイストかつ、雑味が後に残らないすっきりした味わい。一番スタンダードで多くの人に愛される味を、コーヒーメーカーで再現するのは意外に難しい。事実、プロジェクトリーダーの岡山篤さんは、この味わいを実現するために約6年の歳月を費やした。理想とする味は決まっていたが、いつでも、誰でも、どんな環境でも同じ味を再現することは不可能に近いように思えたという。

おいしいコーヒーを淹れるには温度が命。独自のテクノロジーで注湯温度を細かくコントロールし、蒸らし・抽出・仕上げの過程ごとに最適な温度のお湯が供給される。

オープンドリップ式のため目の前で豆が膨らんでいく様子を楽しめる。一般的な台形型ドリッパーではなく、雑味が出にくい円錐型ドリッパーを採用。プロが目の前で淹れてくれるようなライブ感だ。

豆の雑味成分が溶け出すタイミングを見計らい、ドリッパーへの注湯をストップ。第2の注湯口から仕上げの加水を行う。この新しいアイデアがクリアな後味の秘訣だ。

それを可能にしたのが、〈バルミューダ〉独自のテクノロジー「クリアブリューイングメソッド」。蒸らし・抽出・仕上げと過程ごとに最適な温度の湯を瞬間的に沸かす緻密な温度制御、必要な湯量を0.2ml単位で自動計測して行う正確なドリップ、そして、豆から雑味成分が出る前に注湯をストップし、仕上げの加水を行うバイパス注湯。この3つの手順が、《バルミューダザ・ブリュー》の理想的な味わいを実現した。

もちろん、さらに好みの味にカスタマイズも可能。すっきりした味わいの「REGULAR」、短い間隔で湯を落とすことで豆の成分をより凝縮する「STRONG」、氷を入れるのに最適な濃度のコーヒーを抽出する「ICED」の3つのモードを搭載しているので、気分やコーヒー豆に合わせて飲み方を選ぶことができる。

●〈バルミューダ〉ならではの端正なデザイン。幅はなんと14cm！

商品を正面から。マットなブラックとステンレスのコーヒーサーバーが上質な雰囲気。コーヒーサーバーは3杯分まで対応。

横から。メモリの見やすさにも注目だ。

後ろから。幅14cmはコーヒーメーカーの中でももっとも薄い部類。キッチンは無骨な家電が幅を取りがちな中、このすっきりしたボディは嬉しい。

直感的に操作できるパネル。

さらに、特筆すべきは〈バルミューダ〉らしい洗練されたデザイン。幅約14cmのボディは、どんなキッチンやダイニングにも美しくおさまる。重厚なマットブラックも落ち着いたラグジュアリーな雰囲気を醸し出し、もちろん《バルミューダザ・トースター》など既存の〈バルミューダ〉製品にも完璧にマッチする。コーヒーメーカーはほしいけれど無骨なものやかわいらしすぎるデザインのものは置きたくない、という人にはぴったりだろう。

●目の前でコーヒーを淹れてくれる楽しさを。

コーヒー豆が膨らみ、香りが立っていく過程を目の前で見ることができる。

コーヒーを淹れている姿もまた楽しい。オープンドリップ式だから、豆に湯が落ち、膨らみ、豊かな香りがあたりに漂いだす、まるで喫茶店のマスターが目の前で淹れてくれるような過程を、ボタン一つで味わうことができるのだ。

もっとも多くの人に愛される味と、洗練されたデザイン。《バルミューダザ・ブリュー》は今までコーヒーメーカーの導入をためらっていた潜在的なニーズに応える、ぴったりのアイテムだ。