歴史に残るコラボレーション作品が勢揃い。『LOUIS VUITTON &』開催中|石田潤のIn The Mode | カーサ ブルータス Casa BRUTUS
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〈ルイ・ヴィトン〉のアイコニックなモチーフである「モノグラム」をテーマに、クリエイターが制作した作品が一堂に介する《アイコンの再解釈》の部屋。
思えばルイ・ヴィトンほどアーティストとがっぷり四つに組み、コラボレーションを行ってきたブランドはなかった。その本気度、そして出来上がったもののクオリティの高さに圧倒される展覧会『LOUIS VUITTON &』が原宿〈jing〉で始まった。
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現代美術家であり音楽家でもある池田亮司の作品《クリティカルポイント》。この展覧会のために制作された。
『LOUIS VUITTON &』と題された展示では、1854年の創業以来、生み出されてきたコラボレーションの数々が一堂に介する。展示はテーマごとに分けられ、会場に入るとまず出迎えてくれるのは、池田亮司によるマルチメディア・インスタレーション《クリティカルポイント》だ。天井から吊り下げられたスクリーンに映し出されるのは、地球の衛星画像にさまざまなデータをマッピングした映像で、床に設置されたミラー面にも映り込む。本展のために制作された作品は、これから始まるクリエイションの旅の導入部ともなる。
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若き日のルイ・ヴィトンをイメージし、制作された3点のポートレイト。描き手は、右からアレックス・カッツ、レフィック・アナドル、厳培明。
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右がフェルメールの《牛乳を注ぐ女》を輸送するために作られたトランク。中央はダミアン・ハーストによる《メディカル・キャビネット》。国際赤十字誕生150年を記念したオークションのために制作され寄付された。左は作曲家レオポルド・ストコフスキーのデスク・トランク(1964年)と、キム・ジョーンズが藤原ヒロシ主宰のフラグメントデザインとコラボレーションし作成したギター・ケース(2017年)。

続いて登場するのは、メゾンの創業者であるルイ・ヴィトン(1821〜1892年)の肖像画が架けられた《ルイ・ヴィトン:受け継がれる真髄(こころ)》の部屋だ。若き日のルイ・ヴィトンをイメージし肖像画を制作したのは、アレックス・カッツ、厳培明、レフィック・アナドルの3名。この部屋にはアート作品の運搬用に作られたトランクも展示され、その中には2018年に日本で開催されたフェルメール展のために制作されたものも含まれる。名画《牛乳を注ぐ女》を輸送するため、〈アムステルダム国立美術館〉が依頼したトランクで、外装には作品から着想された黄色と青の線が入っている。なんとも粋な計らいだ。

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