〈ミナ ペルホネン〉とデザイナー・皆川明の創造に迫る展覧会が開幕。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

〈ミナ ペルホネン〉とデザイナー・皆川明の創造に迫る展覧会が開幕。

2020年に設立25周年を迎える〈ミナ ペルホネン〉が過去最大規模の展覧会を開催。独自の理念やモノづくりの思考を紹介する。

《pur》2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto
デザイナーの皆川明が設立し、ファッション・テキスタイルを中心にデザインの領域にとらわれない活動を行なっている〈ミナ ペルホネン〉が、2020年に設立25周年を迎える。これを記念し、展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」を開催。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、〈ミナ ペルホネン〉の独自の理念や世界観と、皆川のモノづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する。

〈ミナ ペルホネン〉のコンセプトは、普遍的な価値を持つ、長年着用できる「特別な日常服」だ。ファッションからスタートした活動は、やがてインテリアや食器、空間デザインなど次第にその領域を生活全般へと拡張。日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のモノづくりを続けてきた。
《tambourine》2017→SS photo: Shoji Onuma
photo: Ryo Ichii (nomadica)
《metsä》2012→SS photo: Yasutomo Ebisu
《pot-au-feu》2015-16→AW photo: Yasutomo Ebisu
会期中にブランド設立25周年を迎える同展では、〈ミナ ペルホネン〉の多彩なプロダクトに加え、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など、創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料を通して、現代におけるモノづくりの意味やデザインの社会における役割を考察する。
《sky flower》2012-13→AW原画 photo: Yurie Nagashima
「高揚」朝日新聞・日曜に想う 2016年8月28日掲載 挿画。
なお、会場構成は田根剛、グラフィック・デザインは葛西薫が担当。皆川原案、建築家・中村好文設計による、新たな「宿」のプロトタイプの展示も行う。さらに、現代美術家・藤井光が〈ミナ ペルホネン〉の世界を撮り下ろした映像作品も紹介。また、会期中は皆川と、ゲストによるクロストークを実施する。
photo: Mitsuo Okamoto
photo: Mitsuo Okamoto
私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらす展覧会となるはずだ。

『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』

〈東京都現代美術館〉
東京都江東区三好4-1-1 企画展示室3F TEL 03 5777 8600(ハローダイヤル、8時~22時)。11月16日〜2020年2月16日。10時~18時(入館は~17時30分)。月曜休(1月13日は祝日のため開館)、12月28日~1月1日、1月14日。一般1,500 円。

AIがあなたにおすすめ

※過去の記事も表示されます