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東京ミッドタウンで『デザインタッチ 2019』がスタート!
| Design, Art | PR | photo_Kenya Abe text_Housekeeper
今年も『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH』がスタート! ミッドタウン・ガーデンに広がる「デザインの森」に出現した色鮮やかな作品をはじめ、現地の様子をリポートします。
今年も『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH』が、ついに幕開け。「JAPAN VALUEを世界に向けて発信し続ける街」をコンセプトにする〈東京ミッドタウン〉が掲げる4つのテーマ(DIVERSITY/HOSPITALITY/ON THE GREEN/CREATIVITY」)のうち、「CREATIVITY」を体現すべく、2007年より毎年開催されている。第一線で活躍するクリエイターによる多彩な作品を、身近に、五感を通して直感的に味わうことができるデザインの祭典だ。
13年目となる今年のテーマは、「FUSION(融合)」。“景色”“サイエンス”“遊び”などの異なる領域とデザインとの出合いが生む新しい価値を、様々な角度から提示していく。
13年目となる今年のテーマは、「FUSION(融合)」。“景色”“サイエンス”“遊び”などの異なる領域とデザインとの出合いが生む新しい価値を、様々な角度から提示していく。
・ミッドタウン・ガーデン「デザインの森」
緑溢れるミッドタウン・ガーデンが会場となる「デザインの森」は、今年のシグニチャーとなるエリアのひとつだ。鮮やかに目をひく《六本木カラー渓谷》は、クリエイティブ・ユニットのSPREADによる作品。海や山など自然の景色の美しさを支えている光と影の繊細なコントラストを、メッシュという素材で表現。過去には武家屋敷、陸軍駐屯地、米軍将校の宿舎などが位置し、また現在では、国籍を問わず幼児から高齢者まであらゆるパーソナリティの人々が行き交う通路でもあるこの土地の文脈を汲み取って、彩り鮮やかな世界観を作り上げた。
大きく赤系と青系に分けられるカラーリングの発想源は、動脈と静脈。このエリアに息づく人の流動の記憶を、血液の巡りと重ねたイメージだ。
大きく赤系と青系に分けられるカラーリングの発想源は、動脈と静脈。このエリアに息づく人の流動の記憶を、血液の巡りと重ねたイメージだ。
脇田玲《Moment》は、ある一瞬における風のかたちを計測、可視化し、周囲の景色を映し出す鏡面の立体物として表現。空気の流動、光のゆらめき、色彩の変化。ひとが無自覚に過ごしている刹那に起きている現象の豊かさ、美しさに対して、自然と意識を向けさせる作品だ。つづく「デザインのひろば」には深澤直人や五十嵐久枝のデザインによる彫刻のような遊具が並び、実際に触れ、楽しみながら感じられるものとしてのデザインを表現している。
また、〈ドコモ〉〈マツダ〉〈オーデマピケ〉などのブランドも出展。〈ドコモ〉は実際のプロトタイプやスケッチを通して、そのデザインプロセスを展示。〈マツダ〉は《MAZDA CX-30》の持つエレガントな美しさを、〈WOW〉が手がける抽象的な映像表現とのコラボレーションから浮かび上がらせる。いずれも、日常に当たり前に存在するデザインをひもとき、身近なモノに対する新たな視点を与えてくれるエキシビジョンだ。
また、〈ドコモ〉〈マツダ〉〈オーデマピケ〉などのブランドも出展。〈ドコモ〉は実際のプロトタイプやスケッチを通して、そのデザインプロセスを展示。〈マツダ〉は《MAZDA CX-30》の持つエレガントな美しさを、〈WOW〉が手がける抽象的な映像表現とのコラボレーションから浮かび上がらせる。いずれも、日常に当たり前に存在するデザインをひもとき、身近なモノに対する新たな視点を与えてくれるエキシビジョンだ。
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