ミラノサローネ2019報告 #5 / 新作 by 長山智美 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ミラノサローネ2019報告 #5 / 新作 by 長山智美

『カーサ ブルータス』2019年7月号より

インテリアスタイリストが気になるプロダクトの最旬トレンドは人気のパステル系アールデコに遺跡系ジオメトリックをプラスしましたエキゾチックな神々のトーテムデザイン。

POGGI UGO 

Land by Masquespacio イタリアのテラコッタメーカー創業100周年記念インスタレーション。デザインスタジオ、マスクスパシオさまによります遺跡チックなテラコッタデコが空間を神々しく演出してございましたの。

Emmemobili 

ROUE by Elena Salmistraro 自然界と神々との間で完璧な幾何学体として存在する円と球を追求しましたつうオービス(眼)コレクションの中の一つ。収納てよりは象徴的デコとしてお部屋に君臨しますモダンピラミッドですとか。

BITOSSI 

Colonne by Quincoces-Dragò ソットサスさまやパスキアさまなどアーカイブコレクションのデザインに新し解釈を加えカタチ作られましたつうトーテムオブジェ。絶妙なバランスとカラーリングがまさにトレンディーでございます。

DOPPIA FIRMA

ALBURA by Patricia Urquiola 木目のレイヤーを生かして繊細な色のグラデーションを施しましたつう美しきトレイはウルキオラさまとイタリアの木の名工、ボッテガ・ギアンダさまとのコラボレーション。最高峰の工芸品ですの。

Bohinc Studio×KASTHALL 

Planetaria / From the Sun to the Moon by Lara Bohinc 惑星をテーマにしましたつうおイスのコレクションと日本の禅宗の庭からインスパイアされましたつうウォールハンギング。哲学的かつ深淵なテーマをインテリアデザインに落とし込んでございます。

Rosenthal 

Tongue Tea Service by Bethan Laura Wood バウハウス運動100周年を記念し、グロピウスさまのTACコレクションからインスパイアされて製作されましたとか。テラコッタのよな色合い風合いが遺跡出土品のよな美しいティーセットですの。

Pallucco 

Totem by ChiaramonteMarin イタリア人2人組デザイナーによりますブラケット照明。丸や四角といった単純な形から構成されたまさにトーテムのよなスカルプチャーが光源となって空間にシンボリックな雰囲気を醸しますとか。
アールデコ、ジオメトリック、パステルなんてなキーワードがここ数年気になってましたワタクシですが今年はソチラにプラスして神秘的かつエキゾチックなニュアンスてのがさらなる旬のよでございます。この絶妙なデザインの正体を探るべく全力ググてみましたところ行き着きましたのはなんとインカ文明。アンデス遺跡のトーテム系ジオメトリックモチーフが本流かと存じますの。さらにご興味あります方は「Néo-Andina」なるワードもぜしググルを。コチラが今年トレンドスタイルのワタクシ的ファイナルアンサーでございます。

選んだ人

長山智美 インテリアスタイリスト。サローネ歴はや15年以上。インテリア&グルメ関係の意思疎通は単語でOKなステージに達したよでございます♪