
新江ノ島水族館
Enoshima Aquarium(2004年)
- Text: Rie Nishikawa
2004年開館。「えのすい」の愛称で親しまれる水族館。世界に類をみない海洋生物の宝庫といわれる相模湾を様々な視点で紹介している。〈相模湾大水槽〉では100種20,000匹を超える魚たちが泳ぐ。自然のままの環境に近づけるために絶えず波を発生させ、波の下で泳ぐ魚の生態や岩礁や沖の様子を目前で見ることができる。また江の島の特産であるシラスに注目し、生まれたばかりのシラスから食卓に上がるまでの成長過程を観察できる常設展示が楽しめる。クラゲの研究にも力を注いでおり、江の島の海で新種を発見したことも。幻想的な空間にクラゲを展示するほか、常時40種以上のクラゲを飼育展示しながら紹介する研究コーナーも充実している。●9時〜17時(変動あり)。無休(施設点検等で臨時休館あり)。入場料2,500円。