
ラウンジアンドサイドシーティング(サイドチェア)
Lounge and Side Seating (Side Chair)(1966)
by WARREN PLATNER(ウォーレン・プラットナー)
- Editor: Wakako Miyake
- Text: Takahiro Tsuchida
- Supervisor: Tomomi Nagayama
無数の細いワイヤーを使い、フレームとして機能させるというアイデアが技あり。そのワイヤーが作る面のテクスチャーが、ひときわ印象的な椅子だ。脚部に浮かぶモアレも意図されたもの。ここには当時、流行していたオプアートの影響があったといわれる。ワイヤーを高い精度で成形して溶接するためには、相当の技術が必要だった。そのためプラットナーは、扇風機やショッピングカートを作る工場をわざわざ訪れて、製法を研究していったという。同様の構造により、オットマンやテーブルもデザインされている。1,012,000円(2022年12月現在)。(ノル/ノルジャパン TEL 03 6447 5405)