「太陽の塔」のドキュメンタリー映画が公開へ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

「太陽の塔」のドキュメンタリー映画が公開へ。

1970年の大阪万博でひときわ異彩を放った「太陽の塔」は、今なお、私たちの心を掴んで離さない。2018年9月、「太陽の塔」をテーマにしたドキュメンタリー映画が公開される。

金色に輝き未来を象徴する頂部の「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」、そして、人間の精神世界を象徴する「地底の太陽」という4つの顔を持つ「太陽の塔」。
岡本太郎による「太陽の塔」は、万博に集う人々のための「お祭り広場」に位置し、丹下健三の大屋根とともに大阪万博のシンボルとして強い印象を与えた。「進歩と調和」という近未来を見据えた万博のテーマに真っ向から対峙するような「太陽の塔」を、岡本太郎はどんな思いでつくったのか―—映画では、当時、岡本太郎の周辺で太陽の塔の事業に関わっていた人々の貴重な証言とともに、美術研究家などさまざまな分野の専門家やアーティスト、クリエイターのインタビュー、太陽の塔のルーツ、そして同時期に制作された“明日の神話”も取り上げる。
岡本太郎。彼がプロデューサーとして大阪万博に参画したのは、1967年7月のことだった。
監督は、1976年生まれの映像ディレクター、関根光才。これまでに安室奈美恵、AKB48、Mr.Childrenのミュージックビデオや、資生堂、TOYOTA、アディダスなどのCMを手がける一方で、短編映画などを発表し、インディペンデントな制作活動も行っている。

今月には、万博当時の展示を復元した内部の一般公開も始まる「太陽の塔」。映画の公開は2018年9月、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほかで行われる。