「落合陽一×日本フィルハーモニー×WOW」がオーケストラを再構築?! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

「落合陽一×日本フィルハーモニー×WOW」がオーケストラを再構築?!

日本を代表するオーケストラ・日本フィルハーモニー交響楽団と落合陽一によるコラボレーションVOL.3が、開催決定。

※舞台の上のオーケストラ配置はイメージ。
photo_Miho Noro
※舞台の上のオーケストラ配置はイメージ。
photo_Miho Noro
デジタル時代の新たなオーケストラ表現を生み出すプロジェクトとして、メディアアーティストの落合陽一と日本フィルハーモニー交響楽団のコラボレーションが、昨年よりスタート。2018年4月には第一弾として、音を振動に変換する聴覚補助デバイスを音楽と組み合わせることで耳の聴こえに関わらず音楽を楽しむことができる「耳で聴かない音楽会」を、同年8月には第二弾として、音楽に視覚、触覚の表現を融合させた「交錯する音楽会」を開催し、好評を博した。

第三弾となる今回は、「耳で聴かない音楽会 2019」(8月20日)と「交錯する音楽会」(8月27日)とを、連続して開催。今回も、「SOUND HUG」などの音楽を振動に変換する聴覚補助デバイスや、タイプライター収集家として知られる俳優トム・ハンクス開発による打鍵音アプリ「Hanx Typewriter」を活用する。

「オーケストラと楽曲をリスペクトし、時代ごとのコンテクストを練りながら新しい音楽体験をデジタルで描く。そういった風景を織り成して、3人でああでもない、こうでもないと、極めて共感覚的な議論しています」(演出:落合陽一)

「演奏が終わった時に、感想として持つ感情が、健常者と耳の不自由な方との間で同じになるようなものを目指しています」(指揮:海老原光)

「オーケストラに映像をつけたいわけじゃない。もし昔、今のような最新の映像装置があったなら、作曲者は、楽器のように映像装置を使うだろうな……というイメージで取り組んでいます」(ビジュアルデザイン:WOW・近藤樹)

と語る通り、クラシック音楽に映像やデジタル技術を付け足すのではなく、ストーリーを意識し、視覚や聴覚と対話しながら新たなオーケストラ表現を作りあげていく。
photo_Atsushi Yamaguchi
photo_Atsushi Yamaguchi
photo_Atsushi Yamaguchi
photo_Atsushi Yamaguchi

「身体を澄まそう。耳で聴かない音楽会」

8月20日。18時開場、19時開演。〈東京オペラシティコンサートホール〉東京都新宿区西新宿3-20-2 TEL 03 5378 5911(日本フィル・サービスセンター/平日10時〜17時、8月18日まで夏季休業中)。

「あなたの既知が、未知になる。交錯する音楽会」
8月27日。18時開場、19時開演。〈東京芸術劇場 コンサートホール〉東京都豊島区西池袋1-8-1 TEL 03 5378 5911(日本フィル・サービスセンター/平日10時〜17時、8月18日まで夏季休業中)。