TRAVEL
素材と職人の手仕事にこだわる、パリの新ホテル。
『カーサ ブルータス』2018年2月号より
| Travel | window on the world | photo_Jérome Galland text_Chiyo Sagae
パリ工芸博物館の裏手に、新ホテルが誕生。アール・ゼ・メティエ(工芸)をホテル名に入れたのは、床や壁、調度の細部に至るまで、厳選された素材と、パリならではの洗練された職人の技との融合をコンセプトにした内装のため。
デザインはラファエル・ナヴォ。映画監督のデヴィッド・リンチがパリに開いた会員制クラブ〈ル・シレンソ〉の内装を一任された注目株だ。素材の持ち味を生かし、客室や公共空間に表現されたインダストリーとエレガンスの融合が、今のパリの気分と話題。
テラス付きのチケッテリア(タパスカフェ)と、モダンなトラットリアの2つのレストラン、香りをテーマにした新感覚のカクテルバーも居心地が良く、感度の高いパリジャンたちが集っている。
テラス付きのチケッテリア(タパスカフェ)と、モダンなトラットリアの2つのレストラン、香りをテーマにした新感覚のカクテルバーも居心地が良く、感度の高いパリジャンたちが集っている。
〈Hôtel National des Arts et Metiers〉
243 rue Saint Martin 75003 Paris TEL (33)1 80 97 22 80。チケッテリアは11時〜24時。無休。
