TRAVEL
クリエイターに聞く、“好きな神社” とその理由。
『カーサ ブルータス』2020年1月号より
| Travel, Architecture, Culture | MY FAVORITE | text_Marie Uramoto (森山神社)/Housekeeper (神内神社)/Kaori Nakata (斎場所大元宮) illustration_Yoshifumi Takeda
神社好きのクリエイター3人に、マイフェイバリット神社を挙げてもらいました。推薦理由はさまざまですが、みな、その神社に「建物」以上の何かを感じているのは共通しているようです。
●齋藤精一 ── 森山神社(神奈川|葉山)
野外ライブも楽しめる、地域に根ざした神社。
5年前、葉山に引っ越したのを機に初めて訪れた。境内に〈一色会館〉という建物があり、催し物がある時は建物の扉や桟を外し、神殿に至る石段をひな壇に見立てて、野外ステージのように活用しているのがおもしろい。森山神社は地元住民に非常に近い存在で、祭礼やイベントがあるたびに老若男女関わらず大勢の人が集まるのがとてもいいなと思う。自分にとって一番身近な神社であり、この街に暮らす人々の心の拠りどころ。
5年前、葉山に引っ越したのを機に初めて訪れた。境内に〈一色会館〉という建物があり、催し物がある時は建物の扉や桟を外し、神殿に至る石段をひな壇に見立てて、野外ステージのように活用しているのがおもしろい。森山神社は地元住民に非常に近い存在で、祭礼やイベントがあるたびに老若男女関わらず大勢の人が集まるのがとてもいいなと思う。自分にとって一番身近な神社であり、この街に暮らす人々の心の拠りどころ。

齋藤精一<br>(ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰)
さいとうせいいち コロンビア大学建築学科で建築デザインを学び、ライゾマティクスを設立。
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