FOOD
渥美創太もゲストシェフに!〈Ginza Sony Park〉で楽しむ世界初の“半分サイズ”のメニュー開発秘話を聞きました。
『カーサ ブルータス』2025年4月号より
| Food | a wall newspaper | photo_Kenya Abe text_Yoko Fujimori
“半分サイズ” で提供するカジュアルダイニングが〈Ginza Sony Park〉に誕生! 世界的にもユニークなメニューはいかにして生まれたのか。
銀座は数寄屋橋交差点の〈ソニービル〉跡地に、今年1月に誕生した〈Ginza Sony Park〉。その地下3階にあるカジュアルダイニングが〈Nibun no Ichi〉。手がけたのはソニー企業 代表取締役社長・永野大輔と、彼が「食の圧倒的センスの良さ」に惚れタッグを組んだフードキュレーター・大橋直誉。ユニークなのは料理がすべて2分の1の量であることだ。
「まず、公園のようにいつでも気軽に立ち寄れる場所であること。そして1軒で満足してしまわず、銀座の街をハシゴできるよう量は少ない方がいい、と。それで“半分”をコンセプトに」(永野)
「まず、公園のようにいつでも気軽に立ち寄れる場所であること。そして1軒で満足してしまわず、銀座の街をハシゴできるよう量は少ない方がいい、と。それで“半分”をコンセプトに」(永野)
確かに、ランチ難民になりがちな銀座で通し営業は心強いし、小ポーションはアペロ(食前酒)使いにも最高。そして銀座のソウルフード、洋食の再定義をテーマに、複数のソースをちりばめた盛りつけは、フレンチのコース料理のような美しさだ。
「僕自身、洋食は一口目と最後の一口が同じ味で、勢いで食べる感じが少し苦手。組み合わせやソースの量などで印象を変えたり、味の変化を意識しました」(大橋)
「僕自身、洋食は一口目と最後の一口が同じ味で、勢いで食べる感じが少し苦手。組み合わせやソースの量などで印象を変えたり、味の変化を意識しました」(大橋)
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