粋人の先代から受け継がれる、洒脱な最中。【今日の逸品】
October 8, 2024 | Food, Design | 今日の逸品 | casabrutus.com『おいしくて美しい“和菓子”10選・名店の定番菓子。』より | photo_Junichi Kusaka text_Yoko Fujimori
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およそ1辺4.5cm、厚さ1.5cmほど。最中の皮を軽めの火入れで色白に仕上げているのも特徴の一つ。「松葉最中」1個150円。賞味期限:販売日から5日間。通年商品。
最中は個包装せず、箱にピタリと収められている。この景色がいい。蓋を開けると最中種の香ばしい香りがふわりと広がる。写真は12個入り2,080円。ほかに6個入り1,090円、24個入り3,930円など。
70余年変わらないという化粧箱の意匠も美しい。中央の「松葉最中」の文字は、笹間さんが小学生の時分、一家で習っていたという習字の先生の筆だそう。