FOOD
【365日豆皿つまみ】“そばいなり”|11月 按田優子の素材再生つまみ
November 16, 2022 | Food | 365 MAMEZARA TSUMAMI | photo_Kiyoko Eto food&styling_Yuko Anda text_Housekeeper
11月の担当は、料理家であり、人気水餃子店〈按田餃子〉店主の按田優子さん。発酵食や保存食などなるべく食品ロスのない生活を心がけている按田さんが、「捨てる前に、もう一度なにかに使いたい」と、家にある食材や出汁がらなど思いがけない素材で作る「始末のいい」レシピ。豆皿のストーリーとともにお楽しみください。【11月16日】
●そばいなり
昨日に引き続き、作りすぎた蕎麦のお話。ざる蕎麦を茹ですぎてしまったら、炊いたお揚げに入れてそばいなりに。酢飯のいなりよりずっと簡単に作れて、冷蔵庫に保存していても中身が固くなることもない。中の蕎麦がのびてもこれだと全然嫌じゃないんです。たくさん作って常備しておくと小腹が空いた時に重宝します。煮汁が少ないので、揚げを積み重ねて天地をひっくり返しながら、その重みで全体に味をいきわたらせる感じです。
レシピ(8個分)
茹でた蕎麦 200g(乾物で1束分)
油揚げ 4枚
A
水 100cc
砂糖 小さじ2
醤油 大さじ1
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illustration Yoshifumi Takeda
今月の料理人:按田優子
あんだ ゆうこ 料理家。代々木上原、二子玉川にある〈按田餃子〉店主。製菓製パンの会社に就職し、工房長、カフェ店長などを経て2011年独立。保存食の知識を生かして、食品加工専門家として国際協力事業にも参加。世界中を旅した経験を生かした料理が人気。近著に『食べつなぐレシピ』(家の光協会)など。Youtubeで「按田餃子ANDAGYOZAチャンネル」もスタート。
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