そばも料理もミシュラン仕込み! 〈浅草 ひら山〉|寺尾妙子のNEWSなレストラン
March 18, 2022 | Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa
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そば界における “そば前” のレベルを確実に上げた、魅惑の品々。

カリカリの衣に包まれた「白海老かき揚げ」1,200円(夜はこの価格プラス消費税、以下同じ)。塩でよし、そばのかけつゆで割った天つゆでよし。

甘じょっぱい煮こごりと辛子の幸せなマッチング。「穴子煮こごり」600円。ほぼ、穴子の自然なゼラチン質で固めているがゆえの、やさしい弾力。

「合鴨ロース煮 花山葵和え」1,400円も上品。花山葵の爽やかな辛みが鴨肉の旨味を引き立てる。

そば店らしい「玉子焼き」1,000円。日本料理の出汁がジュワーッと染み出るタイプとはまた違う、かけそばのつゆを使った玉子焼きはプルンと弾力がある。

「そら豆の卯の花」700円(5〜6月頃までの提供)。卯の花も、かけそばのつゆで煮る。鴨肉ミンチ入りで満足感あり。

「こごみと花豆の白和え」800円(5月頃までの提供)。甘い花豆の煮物と、青々しいこごみの仲介役が、とろりとした和え衣。
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