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京都〈小川珈琲〉の新店が下北沢に。コーヒーのクリエイティビティを追求する実験室。
August 25, 2021 | Food, Design | PR | text_Housekeeper
〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉が、線路上エリアに誕生した商業施設〈reload〉内にオープン。一流のバリスタとともに、約40種の器具を自由に試しながら、“豆を買う”ことを超えた新たな珈琲体験を得られる場になっている。
京都で約70年の歴史を持つ〈小川珈琲〉が、コーヒーの新たな体験価値を創造するべく誕生した〈OGAWA COFFEE LABORATORY〉。桜新町の1号店ではコーヒーを使ったカクテルや、〈メゾンサンカントサンク〉などで知られる丸山智博シェフ監修による炭焼き料理を用意するほか、うつわのポップアップショップを開催するなど、ひとびととコーヒーとの新たな接点を生み出してきている。
その2号店として〈OGAWA COFFEE LABORATORY〉が選んだのは、小田急線の複々線化によって生まれた下北沢・線路上エリアに6月にオープンしたばかりの商業施設〈reload〉。〈ジェネラルデザイン〉が設計を手がけたこの施設は、下北沢らしいスケールのアパレル、飲食店、書店、バーバーなどの店が立ち並ぶ“路地裏”のような場所になっている。
その2号店として〈OGAWA COFFEE LABORATORY〉が選んだのは、小田急線の複々線化によって生まれた下北沢・線路上エリアに6月にオープンしたばかりの商業施設〈reload〉。〈ジェネラルデザイン〉が設計を手がけたこの施設は、下北沢らしいスケールのアパレル、飲食店、書店、バーバーなどの店が立ち並ぶ“路地裏”のような場所になっている。
そうした施設内で〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉の店舗は、そのミニマルな佇まいに目を引かれる。ガラス越しに見えるのは、店のほぼ端から端までにわたるコンクリートのカウンター。向こう側にはバリスタが立っているが、ミルやドリッパーといったコーヒー器具はカウンター内に収納されており、キャッシャーや食器、商品となるコーヒー豆さえも置かれていない。科学の実験台にも、宝飾品を扱う店の什器にも見えるこのカウンターで、バリスタとともにコーヒー豆を選び、それを実際に計り、挽き、淹れること。その一連の体験をこそ、〈OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢〉は提供する。
桜新町の店舗と同様にクリエイティブディレクターを務めるのは〈alpha.co.ltd〉の南貴之。また建築デザインは関祐介が手がけている。照明や空調など一切の設備は、天井や壁面内に収納。コンクリートのカウンターや、サイザル麻を用いた床材、また佐賀〈名尾手すき和紙〉の特注和紙を用いた両開きのシェルフを壁面に配するなど、異素材を効果的に配することで、モダンながらストイックになりすぎない、居心地の良い空間をかたちづくっている。
桜新町の店舗と同様にクリエイティブディレクターを務めるのは〈alpha.co.ltd〉の南貴之。また建築デザインは関祐介が手がけている。照明や空調など一切の設備は、天井や壁面内に収納。コンクリートのカウンターや、サイザル麻を用いた床材、また佐賀〈名尾手すき和紙〉の特注和紙を用いた両開きのシェルフを壁面に配するなど、異素材を効果的に配することで、モダンながらストイックになりすぎない、居心地の良い空間をかたちづくっている。
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