京都・南禅寺のブルーボトルコーヒーが改装。新フロアでは“コーヒーコース”もお目見え。
| Food, Architecture, Travel | casabrutus.com | photo_Yohei Sasakura text_Mako Yamato
Photo Gallery写真ギャラリー

〈ブルーボトルコーヒー 京都カフェ〉。新たに誕生した〈The Loungeーkyotoー〉は2階。中庭を見渡すカウンターに座り、ひと品ずつ提供されるコーヒーやスイーツ。カフェの賑わいとはまた違う静かな時間に癒される。

予約時間になると担当のバリスタが迎えに現れる。徳島の藍染ブランド〈BUAISOU〉がロゴマークを染め抜いた暖簾をくぐり2階へ。

〈The Loungeーkyotoー〉が新設された、はなれは道路側に建つ築100年の町家。10畳ほどの空間にカウンター5席、テーブル2席という贅沢な空間づかい。

これまでショップとして使われていた、はなれ1階はカフェとして生まれ変わった。高い天井が想像以上の開放感をもたらす。〈The Loungeーkyotoー〉のウェイティングスペースでもある。

抹茶寒天クリームぜんざい。あんこを作るのは「ブルーボトルコーヒー 羊羹」を手がけた〈都松庵〉。

ネルドリップは錫の片口で。猪口に移して少しずつ飲むのにも、ちゃんと理由がある。お湯で割ったりミルクや砂糖を加えるなど、カスタムして味の変化を楽しみたい。

最初に供されるフィズ。右はシーズナルの豆を使ったコーヒーフィズ。左は、この日は季節の果物に甘夏を使った、シーズナルカスカラフィズ。

桜の塩漬けが上に載り、甘じょっぱさが魅力のバターサンドクッキー。季節ごとにアレンジが変わる。

はなれのリニューアルを記念して、京都カフェ限定で発売されているのがオリジナルハンドタオルー京都カフェー1,870円。泉州タオルを使用し、京都の刺繍ブランド〈京東都〉とコラボレーションしている。