田根剛が手がけた食の複合空間〈GYRE.FOOD〉、その全貌をリポート!
| Food, Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Tetsuya Ito text_Sawako Akune
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〈GYRE.FOOD〉を手がけたクリエイターたち。左から総合ディレクターの平尾香世子、フードディレクションを担当する信太竜馬、建築家の田根剛、全体の運営を行う田中開、グロッサリーショップ〈eatrip.soil〉を担当する野村友里。

〈GYRE〉4階をフロア丸々使って展開する〈GYRE.FOOD〉。足を踏み入れた瞬間、植物と土の空間が広がる。

多くの植栽と土壁が印象的な空間。こちらはオールデイダイニングの〈EUREKA〉。

〈eatrip soil〉のテラスから繋がる菜園。置かれたコンポストで生ゴミや食品カスなどは肥料にするという。

木のキューブを積み上げ点在させた、自由な使い方ができるバー前の空間。

大地をイメージさせる色合いの〈élan〉の床も美しい。

〈EUREKA〉より、あか牛炭火焼き2,400円。

〈EUREKA〉より、パテドカンパーニュ1,300円。

こちらは〈élan〉の料理より、「真魚鰹 根セロリのピューレ 銀杏 蓮根 百合根 うるい 柚子 レモン」。

「ラングスティーヌ タイマンゴー チョリソーとアンディーブ 金糸瓜」。

「栗のフラン 雲丹 舞茸 フォアグラ ノワゼット」。

〈élan〉を立ち上げ、〈EUREKA〉のフードディレクションを手がけた気鋭のシェフ、信太竜馬。

タップから注がれるオリジナルカクテル。常時15種類用意。

端正な空間が印象的なバー〈fünklein〉。

〈eatrip soil〉には、野村友里が選び、いいと思ったものだけを置く。食材や調味料はもちろん、不定期に作家ものの器も並ぶ予定だ。

野村友里と〈eatrip soil〉のスタッフ。全国から集まる食材や器のことを丁寧に説明してくれる。

全国各地から食材が集まる。

パンや生鮮食品なども、折を見て積極的に仕入れていくという。