FASHION
この春〈ミナ ペルホネン〉が始める、ショップでの新たな催しとは?
March 18, 2022 | Fashion, Culture, Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
〈ミナ ペルホネン〉の直営店にて、各回ごとにテーマを設けた催し「minä BALLOON」が3月19日からスタートする。記念すべき初回は「new favorite time」をテーマに、いつもの生活の中で新しいお気に入りの時間が生まれるアイテムが揃う。
この春、〈ミナ ペルホネン〉の新しい試みが始まる。直営店で各回テーマを設け、テーマに沿ったアイテムの紹介やイベントを開催する「minä BALLOON」だ。定期的な開催が予定されており、初回は3月19日からの開催となる。テーマは「new favorite time」。何気ない日常に新しいお気に入りの時間が生まれるアイテムが取り揃う。
●kitchen
“tambourine” の陶磁器製テーブルウェアに、コーヒードリッパーが新登場。その名も《“tambourine” coffee dripper+jug 》は、ホワイト、グリーン、ライトブラウンの全3色。特製のジャグもセットで3月26日から販売される。
サステナブルな陶磁器のアイテムも。黒点やピンホール(釉薬の小さなへこみ)など、ほんの少しの理由で厳しい検査基準をクリアできず倉庫に眠っていたテーブルウェア。そこに “choucho” のモチーフを施した新たなシリーズ “Bit” が登場する。《“tambourine Bit”》はボウルとブレート2サイズの展開となる。
サステナブルな陶磁器のアイテムも。黒点やピンホール(釉薬の小さなへこみ)など、ほんの少しの理由で厳しい検査基準をクリアできず倉庫に眠っていたテーブルウェア。そこに “choucho” のモチーフを施した新たなシリーズ “Bit” が登場する。《“tambourine Bit”》はボウルとブレート2サイズの展開となる。
●interior
インテリアからはランプと壁掛け時計が登場。フィンランド・ヘルシンキで 〈Pure Design〉を主宰するエサ・ヴェスマネンとコラボレーションした「FINOM」のランプシリーズから、今回スタンドタイプのフロアライトが仲間入り。繊細なウッドパネルのシェードに明かりを灯すと、“metsä” の柄が浮かび上がる作りになっている。
ケーキのような優しいフォルムの壁掛け時計 “bolo” からはオーバルタイプが登場。テキスタイル “salo” が施されている。
ケーキのような優しいフォルムの壁掛け時計 “bolo” からはオーバルタイプが登場。テキスタイル “salo” が施されている。
●fashion
身に着けるアイテムでは2022ssコレクションのメンズシャツ3型が、それぞれ “palkeet”、“hopee”、“hello swallow” の3種類のテキスタイルで登場。
その他にもブランドの定番バッグ《toast bag》(11,000円〜)をバイオーダーで注文できるほか、ミシンを使わずに型抜きしたレザーを組み合わせた新作レザーバッグ《figue》(88,000円〜)もお披露目される。
その他にもブランドの定番バッグ《toast bag》(11,000円〜)をバイオーダーで注文できるほか、ミシンを使わずに型抜きしたレザーを組み合わせた新作レザーバッグ《figue》(88,000円〜)もお披露目される。
●making for
お裁縫アイテムも充実。〈ミナ ペルホネン〉の生産過程で生まれた片方だけしかない靴下を集め、その靴下2本(1本ずつ違う柄)でぬいぐるみが作れるお裁縫キット《socks animal kit》が登場する。
「元の用途では使えなくなった愛用品で何かを作る行為を素敵だと感じた」ことから生まれたという今回のキット。どんな表情に仕上がっても、それぞれの愛嬌を持ったものになるに違いない。
「元の用途では使えなくなった愛用品で何かを作る行為を素敵だと感じた」ことから生まれたという今回のキット。どんな表情に仕上がっても、それぞれの愛嬌を持ったものになるに違いない。
●special collaboration
今回の催しを記念して、〈keisuke kanda〉とのスペシャルコラボも実現した。〈ミナ ペルホネン〉のアーカイブを 〈keisuke kanda〉が再構築し、9種の洋服が生まれた。全て1点もののスペシャルピースだ。元のデザインの要素は大切に保ちながら、〈keisuke kanda〉のクリエイションが混ざり合うことで新しい世界観が作り出された。さらに〈keisuke kanda〉ならではのジャージも特別なデザインに。“tambourine” の刺繍を載せ、胸元に〈keisuke kanda〉と 〈ミナ ペルホネン〉のダブルネームによる刺繍が施された。
「こだわりのあるものづくり、それを見て頂きお伝えする場を持ち、共感し合い会話しながら、世の中の大きな問題にも少しずつでも向き合っていけたら」という思いで始まった今回の催し。〈ミナ ペルホネン〉が一つひとつのものに込めた願いを受け取る場となるはずだ。
「こだわりのあるものづくり、それを見て頂きお伝えする場を持ち、共感し合い会話しながら、世の中の大きな問題にも少しずつでも向き合っていけたら」という思いで始まった今回の催し。〈ミナ ペルホネン〉が一つひとつのものに込めた願いを受け取る場となるはずだ。
『minä BALLOON vol.000』
3月19日〜。今回に続く『minä BALLOON vol.001 』は、4月16日〜開催予定。「つづく」をテーマに各直営店にて展覧会『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』にまつわる展示を行う。
