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世界初!〈ニューバランス〉の新コンセプトストアが日本橋浜町に7月誕生。
| Fashion, Architecture, Art, Design | PR | photo_Takashi Homma text_Housekeeper
世界初、今まで見たことのない〈ニューバランス〉の新しいストアが東京にこの夏、登場する。意匠監修と内装設計は、建築家の長坂常が担当。期待が膨らむその斬新なコンセプトと、まだまだ工事中の店舗をいち早く取材しました。撮影は写真家・ホンマタカシ。
〈ニューバランス〉の全く新しいコンセプトストアが7月にオープンする。意外にもその場所は、表参道でも銀座でもなく、隅田川に近いまだ昭和の雰囲気が色濃く残る日本橋浜町。地下鉄・水天宮駅から歩いて数分のところに建設中だ。このストアは、アメリカと日本のメンバーからなるデザインチームが開発を手がけるブランド〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉が中心となった運営で、名称の〈T-HOUSE New Balance〉は、日本文化の代表である「茶室」に込められた「もてなしの精神」から発想を得ている。
意匠監修と内装設計は、建築家の長坂常が担当。真っ白で表に窓一つなく、まるで記号化されたような建物の外観が静かな街の中に独特の違和感で佇む。そして驚くべきはこの建物の内部で、川越から移築された古い炭問屋の「蔵」の枠組みが再現されている。「蔵」という日本の伝統様式へのリスペクトでもあり、モダンな空間の中でどっしりと佇む築122年の「蔵」の木組みは、見事な職人技を感じさせるとともに、新鮮でスタイリッシュな表情を見せてくれる。かつてこの日本橋浜町には、武士や商人たちの「蔵」が数多くあったとかで、再び新しい「蔵」が建つのも歴史の偶然を思わせるユニークなストーリーだ。
意匠監修と内装設計は、建築家の長坂常が担当。真っ白で表に窓一つなく、まるで記号化されたような建物の外観が静かな街の中に独特の違和感で佇む。そして驚くべきはこの建物の内部で、川越から移築された古い炭問屋の「蔵」の枠組みが再現されている。「蔵」という日本の伝統様式へのリスペクトでもあり、モダンな空間の中でどっしりと佇む築122年の「蔵」の木組みは、見事な職人技を感じさせるとともに、新鮮でスタイリッシュな表情を見せてくれる。かつてこの日本橋浜町には、武士や商人たちの「蔵」が数多くあったとかで、再び新しい「蔵」が建つのも歴史の偶然を思わせるユニークなストーリーだ。
〈T-HOUSE New Balance〉は、大きな吹き抜けのある2フロアで構成され、1階には〈ニューバランス〉のグローバルコラボレーションアイテムや〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のアイテム、さらにはこのストア限定商品などが販売される。また、毎月新しいテーマで、さまざまな分野のアーティストやクリエイターのインスタレーションなども行われる予定で、新しいカルチャーを発信するギャラリーとしても注目される。2階には、〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のスタッフが働くスタジオが併設され、ここから世界へと〈ニューバランス〉の次のデザインが生み出される。この新しい空気感を持つコンセプトストアが、2020年東京のランドマークのひとつとなるかもしれない。
<strong>T-HOUSE New Balance</strong>
東京都中央区日本橋浜町3-9-2。7月17日オープン予定。最新の商品情報や展示企画などは随時T-HOUSE New Balanceのインスタグラム(@newbalance_t_house)にて配信されます。
