DESIGN
次々とクラフトが生まれるホテル!? 〈HAMACHO HOTEL〉が日本橋浜町に誕生。
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2月15日に日本橋浜町に開業した〈HAMACHO HOTEL〉。その中の1室である〈TOKYO CRAFT ROOM〉は、続々と生み出される新作クラフトがインテリアに加わっていく、実験的な客室になっている。
下町風情の残る日本橋浜町、隅田川のすぐそばに〈HAMACHO HOTEL〉がオープンした。客室数は170。ビジネスからファミリーまで幅広い用途に応じる、様々なタイプの客室が用意されている。
その中の1室「TOKYO CRAFT ROOM」は、これまで〈KARIMOKU NEW STANDARD〉や2016年にスタートした有田焼の新ブランド《2016/》を手がけてきた柳原照弘のディレクションによる、クラフトに特化した客室だ。国内外のデザイナーが日本のクラフトの作り手と協働し、この部屋のために新たなプロダクトを作る。そして宿泊者は、それらのプロダクトを間近で見て、触れて、感じることができる。作り手にとっても、使い手にとっても、クラフトの新たな魅力を見出すためのきっかけとなってくれる部屋だ。
初回のコラボレーションを行ったのは2組。オランダのデザイン集団〈ディー・イントゥイティファブリック〉は、日本の針葉樹を活かすプロダクトブランド〈SOMA〉とともに、岐阜の杉と美濃和紙を使ったキャビネットを。スウェーデンのデザイナーであり陶芸家のインゲヤード・ローマンは、有田の窯元〈香蘭社〉とともに磁器のカップを生み出した。
その中の1室「TOKYO CRAFT ROOM」は、これまで〈KARIMOKU NEW STANDARD〉や2016年にスタートした有田焼の新ブランド《2016/》を手がけてきた柳原照弘のディレクションによる、クラフトに特化した客室だ。国内外のデザイナーが日本のクラフトの作り手と協働し、この部屋のために新たなプロダクトを作る。そして宿泊者は、それらのプロダクトを間近で見て、触れて、感じることができる。作り手にとっても、使い手にとっても、クラフトの新たな魅力を見出すためのきっかけとなってくれる部屋だ。
初回のコラボレーションを行ったのは2組。オランダのデザイン集団〈ディー・イントゥイティファブリック〉は、日本の針葉樹を活かすプロダクトブランド〈SOMA〉とともに、岐阜の杉と美濃和紙を使ったキャビネットを。スウェーデンのデザイナーであり陶芸家のインゲヤード・ローマンは、有田の窯元〈香蘭社〉とともに磁器のカップを生み出した。
かつてブルーノ・タウトやバーナード・リーチらが日本各地で指導を行ったように、国内外のデザイナーと、日本のクラフトとが互いに刺激を与え合う、その関係性を生み出していきたいと柳原は語る。この一室が拠点になって、長く続いてきた工芸の魅力と、現代のデザイナーの意匠とがいかに響きあい、新たなプロダクトが生まれていくか、注目だ。
〈HAMACHO HOTEL〉内のその他の部屋も、窓外に植えられた〈SOLSO〉が手がけるグリーンが映え、木や銅や革などの素材がインテリアの各所に活きる、落ち着いた空間。周辺の老舗飲食店をはじめ、下町のカルチャーをフットワーク軽く楽しみながら、心地よく滞在できるデザインホテルだ。
〈HAMACHO HOTEL〉内のその他の部屋も、窓外に植えられた〈SOLSO〉が手がけるグリーンが映え、木や銅や革などの素材がインテリアの各所に活きる、落ち着いた空間。周辺の老舗飲食店をはじめ、下町のカルチャーをフットワーク軽く楽しみながら、心地よく滞在できるデザインホテルだ。
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