福岡の〈ライトイヤーズ〉と〈1834〉|川合将人のインテリアスナップ
January 18, 2019 | Design, Art, Travel | casabrutus.com | photo_Yoshikazu Shiraki text_Masato Kawai
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ホワイトを基調にした爽やかな内装に、複数吊られた後染めキルトの色が映える〈ライトイヤーズ〉の店内。アフリカのスツールにオブジェ、さらに什器として使うヨーロッパのアンティーク家具など、経年によって味わいの出たウッドの表情が店内に温かみをプラスしている。
ショップ奥には、モロッコのベニワレンやベニムギルドなどのラグのストックが数多く積み上げられた部屋がある。シンプルな内装だからこそ、家に飾った時のイメージがしやすく、ゆっくりとお気に入りの一枚を選ぶことができる。
高い天井高と梁の構造を生かして、垂れもののグリーンをさり気なく取り入れたスペース。少ない分量でもグリーンが鮮やかに見え、店内をより明るく見せている。
アンティークの棚上に飾られた、大きなドライのヘアピンバンクシア。折れた枝を捨てずに空間の見せ場として利用し、シンプルなカラーでまとめられた内装に豊かな表情を生み出している。
細い木をワイヤーで組み上げた素朴な表情のチェアとサイドテーブルは、アフリカのブルキナファソで作られたもの。現在も製造されている。冬場はシートに毛皮を被せたりしても良さそう。キルトやブランケットなど、さまざまなテキスタイルとのアレンジを楽しむことができそうだ。
壁の造作棚に並べられたオブジェやテキスタイル。上段の中央2つはインドのアンティークで、魚やお花の絵が描かれた一点物。ドライフラワーなどを飾るのによさそう。下段はインドのナガ族のもの。派手すぎないパターンは、モダンな空間にも合わせやすい。
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