東京とミラノ、カスティリオーニの聖地へ!
| Design, Travel | casabrutus.com | photo_Masanori Kaneshita text_Kaoru Tashiro
Photo Gallery写真ギャラリー

日本初公開となる《TOIO》のリミテッドエディション(右)をはじめ、現行品、そして生産終了となった名作の数々を一挙に観察できる。会場構成はカルヴィ・ブランビッラが担当。ルチアーノ・ソアヴェが撮影した一連のポートレートを等身大に拡大し、会場には今にも動き始めそうなアキッレ氏があちこちに。

台の上の照明は左から、《Taccia》(1962)220,000円、《Snoopy》(1967)168,000円、そして今年イタリアで復刻された吸盤つきのユニークな照明《Ventosa》(1962/2018)。

兄ピエルジャコモとの共作《Arco》(1962・左)は、ダイニングテーブルを照らすフロアランプとして考案された名作。260,000円〜。

《Tubino》(1951)。生産終了品。

ペンダントランプ《Diablo》(1998。生産終了品)とフロアランプ《Aoy》(1975)360,000円。

《Gibigiana》(1980)は、ベッドで本を読む手元のみに光を届け、隣でおやすみ中の相手を邪魔しないよう考えられた照明器具。生産終了品。

デスクランプ《Ipotenusa》(1976)の意味は「斜辺」。デスクで向かい合う人の顔が隠れてしまわないように、という工夫から生まれた。限定品。62,000円。

マイクのようなサイドランプ《Grip》(1985)。生産終了品。

《Arco》の下で「これは本来ダイニングテーブルのための照明よ」と語る、来日したジョヴァンナ・カスティリオーニさん。
Loading...