柳宗悦×深澤直人の審美眼が光る「民藝展」|土田貴宏の東京デザインジャーナル
November 26, 2018 | Design | casabrutus.com | photo_Sohei Oya (Nacasa & Partners) text_Takahiro Tsuchida
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![「民藝展」をディレクションしたデザイナーの深澤直人。左後ろに見える《柳デスク》は柳宗理の作品、正面奥の《柳型茶卓》は柳宗悦の意匠。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1108_666.jpg&w=3840&q=75)
「民藝展」をディレクションしたデザイナーの深澤直人。左後ろに見える《柳デスク》は柳宗理の作品、正面奥の《柳型茶卓》は柳宗悦の意匠。
![「屈託のないキャラクタリスティックな表情に巡り会って、微笑んでいる柳 宗悦の顔が浮かんで見える」と深澤直人の言葉にある。この展覧会は柳と深澤の時代を超えたコラボレーションとも言える。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1153_666.jpg&w=3840&q=75)
「屈託のないキャラクタリスティックな表情に巡り会って、微笑んでいる柳 宗悦の顔が浮かんで見える」と深澤直人の言葉にある。この展覧会は柳と深澤の時代を超えたコラボレーションとも言える。
![日本民藝館とは対照的な直線的な展示会場に、深澤が選んだ逸品が並ぶ。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1123_666.jpg&w=3840&q=75)
日本民藝館とは対照的な直線的な展示会場に、深澤が選んだ逸品が並ぶ。
![深澤が「民藝はヤバイ」と感じたという1940年代に島根で作られた《火鉢》や、おおらかな丸さが美しい朝鮮時代の《白磁壺》などが並ぶ。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1143_666.jpg&w=3840&q=75)
深澤が「民藝はヤバイ」と感じたという1940年代に島根で作られた《火鉢》や、おおらかな丸さが美しい朝鮮時代の《白磁壺》などが並ぶ。
![19世紀に朝鮮で作られた《鉄釉家型水滴》は、深澤のお気に入りだ。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2FIMG_2501-e1543287824572.jpg&w=3840&q=75)
19世紀に朝鮮で作られた《鉄釉家型水滴》は、深澤のお気に入りだ。
![中央の《拭漆縞片口》は19世紀の朝鮮半島のもの。柳の蒐集品は日本の民藝が中心だが、朝鮮のものも多く、他にも世界各国のものが含まれている。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1147_666.jpg&w=3840&q=75)
中央の《拭漆縞片口》は19世紀の朝鮮半島のもの。柳の蒐集品は日本の民藝が中心だが、朝鮮のものも多く、他にも世界各国のものが含まれている。
![色合いは渋いが、それぞれに深い趣と生命感を感じさせる黒釉や鉄釉の陶器。左奥の1点はイギリスの陶芸家、ルーシー・リーの作品。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1158_666.jpg&w=3840&q=75)
色合いは渋いが、それぞれに深い趣と生命感を感じさせる黒釉や鉄釉の陶器。左奥の1点はイギリスの陶芸家、ルーシー・リーの作品。
![明治時代の《丹波布夜具地》。草木染めした手紡ぎの糸を使ったものだが、チェック柄はモダンにも見える。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1203_666.jpg&w=3840&q=75)
明治時代の《丹波布夜具地》。草木染めした手紡ぎの糸を使ったものだが、チェック柄はモダンにも見える。
![深澤がデュシャンの泉を連想したという《白釉便器》。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1176_666.jpg&w=3840&q=75)
深澤がデュシャンの泉を連想したという《白釉便器》。
![深澤所蔵の民藝の作品が並ぶコーナー。中央は特に気に入っているもののひとつで、中国のコレクターから買い求めた狛犬。](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F1120mingeiten_1118_666.jpg&w=3840&q=75)
深澤所蔵の民藝の作品が並ぶコーナー。中央は特に気に入っているもののひとつで、中国のコレクターから買い求めた狛犬。
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