DESIGN
鹿児島に〈チンジュカンポタリー喫茶室〉がオープン。
May 22, 2018 | Design, Travel | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
薩摩焼を代表する〈沈壽官窯〉と〈ランドスケーププロダクツ〉による陶器ブランドが、直営店を移転オープン。
〈チンジュカンポタリー(CHIN JUKAN POTTERY)〉は、〈沈壽官窯(ちんじゅかんがま)〉と〈ランドスケーププロダクツ〉を組み、2008年にスタートした陶器ブランドだ。
400年の歴史の中でさまざまな発想と技法を磨き上げてきた、薩摩焼を代表する沈壽官窯。そして、東京と鹿児島を拠点にデザインを通して景色作りを探究するランドスケーププロダクツが、両者が互いの力と経験と希望を持ち寄り、新しい時代のサツマウエアを提案してきた。
400年の歴史の中でさまざまな発想と技法を磨き上げてきた、薩摩焼を代表する沈壽官窯。そして、東京と鹿児島を拠点にデザインを通して景色作りを探究するランドスケーププロダクツが、両者が互いの力と経験と希望を持ち寄り、新しい時代のサツマウエアを提案してきた。
その〈チンジュカンポタリー〉の直営店が、5月22日、鹿児島城(鶴丸城)の本丸跡地に建つ、鹿児島の歴史、考古、民俗、美術・工芸を紹介する総合博物館〈鹿児島県歴史資料センター黎明館〉内に直営店を移転オープン。これまで〈チンジュカンポタリーストア〉として、〈マルヤガーデンズ〉(鹿児島市呉服町)、〈GOOD NEIGHBORS〉(同市住吉町)内にて、一テナント、ショップインショップのかたちで直営店を運営してきたが、明治維新150周年という歴史的な節目のタイミングで、〈チンジュカンポタリー喫茶室〉と名称を変え、新たなスタートを切った。
なお〈チンジュカンポタリー喫茶室〉はその名のとおり新たにカフェスペースをもうけ、薩摩紅茶、韓国のけせん茶、季節に合わせたジャラートや和菓子などをいただきながら、〈チンジュカンポタリー〉の器を実際に触れ、使用することができる。
江戸の雰囲気を色濃くの残す〈鹿児島県歴史資料センター黎明館〉で、薩摩の歴史とともに生き、育まれてきた薩摩焼の遥かなる旅路に想いを馳せてみては。
江戸の雰囲気を色濃くの残す〈鹿児島県歴史資料センター黎明館〉で、薩摩の歴史とともに生き、育まれてきた薩摩焼の遥かなる旅路に想いを馳せてみては。