DESIGN
人気の器〈小石原ポタリー〉、新色はこんがりブラウン!
『カーサ ブルータス』2018年4月号より
March 8, 2018 | Design | a wall newspaper | photo_Norio Kidera text_Masae Wako editor_Kazumi Yamamoto
長尾智子さんがプロデュースするモダンな民芸の器〈小石原ポタリー〉に、料理が映えるブラウンが登場!
福岡県の民芸・小石原焼の窯元と、料理研究家の長尾智子さんがコラボレーションして生まれた〈小石原ポタリー〉。海外からも注目されている“新しい民芸”だ。2007年、飛びカンナなどの伝統技を生かした白いボウルやパン皿からスタート。少しずつアイテムを増やしてきたが、今春いよいよ、初のカラーバージョン「ブラウンシリーズ」が登場する。
「思い描いていたのは、北欧ヴィンテージのような、濃いめの焦げ茶色。緑の野菜が映える“こんがりした色”の器を作りたいと、実は初年度から考えていました」と長尾さん。アイテムはスープボウル、パン皿、カップ、深鉢、浅鉢、大鉢がラインアップされる。10軒の窯元が手作りするため、同じ茶色でも色や質感がそれぞれ違うのが面白い。どれも新しいのにヴィンテージのような落ち着きがあって、使いやすそう。
「ふだん白い器が多い人でも、ひとつ濃い色の器を足すだけで食卓が引き締まる。緑や白の食材を盛ったときのコントラストもきれいです。シリーズで揃えるというより、まず1枚買って、濃い色の器の楽しさを知ってほしい」
焼いたシイタケや茹でたカブのような、簡単なものがおいしく見えるのも特徴だ。「手の込んだ料理じゃなくても楽しめる器、料理のハードルを下げる器を作りたかったんです。例えば……」と、焼いたパンとバターの塊を皿の上へ。それだけでもう、たまらなくおいしそう!
「こんがり色の器には、焼いた食材がよく似合う。白い器にはない魅力です」。話題必至の新色は、3月21日から神楽坂の〈la kagu〉で販売開始。お見逃しなく!
「思い描いていたのは、北欧ヴィンテージのような、濃いめの焦げ茶色。緑の野菜が映える“こんがりした色”の器を作りたいと、実は初年度から考えていました」と長尾さん。アイテムはスープボウル、パン皿、カップ、深鉢、浅鉢、大鉢がラインアップされる。10軒の窯元が手作りするため、同じ茶色でも色や質感がそれぞれ違うのが面白い。どれも新しいのにヴィンテージのような落ち着きがあって、使いやすそう。
「ふだん白い器が多い人でも、ひとつ濃い色の器を足すだけで食卓が引き締まる。緑や白の食材を盛ったときのコントラストもきれいです。シリーズで揃えるというより、まず1枚買って、濃い色の器の楽しさを知ってほしい」
焼いたシイタケや茹でたカブのような、簡単なものがおいしく見えるのも特徴だ。「手の込んだ料理じゃなくても楽しめる器、料理のハードルを下げる器を作りたかったんです。例えば……」と、焼いたパンとバターの塊を皿の上へ。それだけでもう、たまらなくおいしそう!
「こんがり色の器には、焼いた食材がよく似合う。白い器にはない魅力です」。話題必至の新色は、3月21日から神楽坂の〈la kagu〉で販売開始。お見逃しなく!
長尾智子
ながおともこ 料理研究家、フードコーディネーター。素材の味わいを引き出す優しい料理で人気。〈la kagu〉小石原ポタリーPOP UP 新作ブラウンシリーズ展示販売は3月21日〜4月15日。