DESIGN
グラフィックの名作がぎっしり。
February 4, 2018 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai
国内の歴史的なグラフィックワークをまとめた『日本のグラフィック100年』が刊行される。
日本で本格的なグラフィックデザイン活動が始まったのは、第二次世界大戦以降、生活の近代化、西洋化が進み、高度経済成長によって日本企業が実力を兼ね備えてからだと言われる。
しかし、それよりも以前、江戸という大きな時代が終焉を迎え、明治に入った頃から、グラフィックデザインの世界にも新しい兆しは見え始めていた。新たなフェーズを迎えた。1920〜30年代にかけて、東京地下鉄道(現・東京メトロ)の広告ポスターや数々のたばこパッケージを手がけた杉浦非水がその代表的な例だろう。
東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、再び日本に注目が集まるなか、グラフィックデザインから日本の100年を振り返る書籍『日本のグラフィック100年』がパイ・インターナショナルから刊行される。
しかし、それよりも以前、江戸という大きな時代が終焉を迎え、明治に入った頃から、グラフィックデザインの世界にも新しい兆しは見え始めていた。新たなフェーズを迎えた。1920〜30年代にかけて、東京地下鉄道(現・東京メトロ)の広告ポスターや数々のたばこパッケージを手がけた杉浦非水がその代表的な例だろう。
東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、再び日本に注目が集まるなか、グラフィックデザインから日本の100年を振り返る書籍『日本のグラフィック100年』がパイ・インターナショナルから刊行される。
『日本のグラフィック100年』3,900円(パイ インターナショナル)。B5判、ソフトカバー、フルカラー400ページ。
本著では、資生堂のデザイン室長を長年務めたアートディレクターで、多摩美術大学教授の山形季央が編集と執筆を担当。日本歴代のグラフィックの名作をずらり紹介している。