愛らしいフォルムの新aiboがやってきた!
『カーサ ブルータス』2018年2月号より
| Design | a wall newspaper | photo_Kenya Abe text_Keiko Kamijo
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進化したAIが搭載された新型の《aibo》は、好奇心旺盛で人が大好きという基本性格に加え、飼い主の顔を覚えて、一番可愛がってくれる人のところに駆け寄ってくる。家族で争奪戦になりそうだ。






センシング技術が格段に上がった新型aibo。しっぽの手前に搭載されたSLAMカメラを使って空間のマップを作成し、自分の位置が同定できる。

鼻先についた魚眼レンズのカメラで撮影した画像は「MY aibo」でチェックできる。胸元には人感センサーがついており、今後見守り機能などが期待できる。

1999年 ERS-110 ビーグル犬に似た外見のコンセプトデザインはエアブラシのゴッドファーザーと呼ばれる空山基が担当。日米で5,000体の限定発売だったが国内は20分で完売。

2000年 ERS-210 ライオンの子供がモチーフ。音声認識機能、センサーやLEDが増えより豊かな表情が出る。オプションで自己充電機能が追加可能。デザインは空山基。

2001年 ERS-220 シャープなシルバーのボディにヘッドライト、19個のLEDを搭載した最もメカっぽいデザイン。宇宙探査ロボットをイメージした。担当は河森正治。

2001年〜02年(左から)ERS-312B、ERS-31L、ERS-311B 「ココロのAIBO」というコピーで愛らしいデザインに転向。デザイン原画は若野桂。専用ソフトを使ってアクションやダンスが楽しめるようになった。

2003年〜05年 ERS-7 初代の印象を彷彿させつつ丸みを持たせたデザイン。顔と背中のLEDで感情表現を行う。デザインはソニークリエイティブセンターが手がけた。
