
DESIGN
ブラジリアンモダニズムの巨匠。セルジオ・ロドリゲスとリカルド・ファザネロを知っていますか?
| Design | casabrutus.com | photo_Kazufumi Shimoyashiki text_Yoshinao Yamada
日本とブラジルが外交関係を結んでから130年。その節目の年に、東京・青山の〈駐日ブラジル大使館〉で近年注目を集める「ブラジリアン・モダニズム」をテーマとする展覧会『Sergio Rodrigues & Ricardo Fasanello展-異彩なブラジリアンモダニズムを探る-』が開催されています。
いま、世界のデザインギャラリーが紹介に力を入れるブラジルのミッドセンチュリー家具。日本同様、ヨーロッパから伝わったモダニズムが、ブラジル特有の文化、技術、素材と結びつくことで独自の発展を遂げた。オスカー・ニーマイヤー、リナ・ボ・バルディの仕事はよく知られるが、ジョゼ・ザニーネ・カルダス、ホアキン・テンレイロらも日本で紹介されはじめている。そして今回の展覧会が取り上げるのは、セルジオ・ロドリゲスとリカルド・ファザネロ。ともにブラジルのミッドセンチュリーデザインを語る上で欠かせぬ存在だ。
建築家でありデザイナーのセルジオ・ロドリゲスは、生涯を通じて1000を超えるデザインを遺した人物だ。温かみある有機的なフォルムとブラジル固有の自然素材を活用したことで知られ、土着的なモダニズムデザインをかたちにした。一方でリカルド・ファザネロは独学でデザインを学び、自ら製作も行ったアーティストでありデザイナー。革新的な素材で彫刻的なフォルムをかたちにし、ブラジルにおけるモダニズムの新たな可能性を切り開いた。
建築家でありデザイナーのセルジオ・ロドリゲスは、生涯を通じて1000を超えるデザインを遺した人物だ。温かみある有機的なフォルムとブラジル固有の自然素材を活用したことで知られ、土着的なモダニズムデザインをかたちにした。一方でリカルド・ファザネロは独学でデザインを学び、自ら製作も行ったアーティストでありデザイナー。革新的な素材で彫刻的なフォルムをかたちにし、ブラジルにおけるモダニズムの新たな可能性を切り開いた。
本展を企画したギャラリー〈CASA DE〉の是久拓郎は「セルジオ・ロドリゲスとリカルド・ファザネロはこれまで日本であまり紹介されてこなかったデザイナーで、そのデザインを伝えたいとの思いがありました。そしてまったく異なる二人が、ブラジリアン・モダニズムのカテゴリーでともに語られることに面白さを感じます。そんなブラジリアン・モダニズムとはなんなのだろうかと、展示を通して考えていただくきっかけになれば」と話す。
Loading...
