DESIGN
光の魔術師、インゴ・マウラーの最軽量照明。【今日の逸品】
November 29, 2024 | Design | 今日の逸品 | casabrutus.com『空間を美しく演出する、ポータブルライト10選。』より | photo_Naoki Seo text_Hiroe Tanita editor_Keiko Kusano styling_Makiko Iwasaki
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。
〈インゴマウラー〉の《Koyoo》
インゴマウラー社が、クライアントのリクエストによりつくったことが評判となり、製品化にいたった《Koyoo》。インゴ・マウラーの意思を受け継ぎデザインチームを率いるアレクセル・シュミッドによるデザインだ。ベースの光源から直接ランプシェードの紙に光が当たり、その反射で光が広がるという技巧的なところが、“光の魔術師”と称されるインゴ・マウラーらしい。シェードの紙は3種類がセットになっているので、気分やシチュエーションによって変えられる。
製品名には、光が当たって初めて紙の表情がつくられ、見た瞬間「気持ちが高揚する」という意味が込められている。2019年に逝去したインゴ・マウラー自身が、日本のクリエーターたちとの長年の交流があったからこそ生まれたネーミングだ。シェード、ステンレス棒の支柱とベース部分が組み立てなのでコンパクトにパッケージできるのもポータブルであり機能的だ。読書や食事にも充分な明るさが確保できて、使う場所を選ばない万能さがある。
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製品名には、光が当たって初めて紙の表情がつくられ、見た瞬間「気持ちが高揚する」という意味が込められている。2019年に逝去したインゴ・マウラー自身が、日本のクリエーターたちとの長年の交流があったからこそ生まれたネーミングだ。シェード、ステンレス棒の支柱とベース部分が組み立てなのでコンパクトにパッケージできるのもポータブルであり機能的だ。読書や食事にも充分な明るさが確保できて、使う場所を選ばない万能さがある。
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