DESIGN
あらゆる素材をモダンに昇華させるサルパネヴァがデザインした〈イッタラ〉の鍋【今日の逸品】
November 7, 2024 | Design, Food | 今日の逸品 | casabrutus.com『〈イッタラ〉上級者が選ぶ、通な名作ベスト10選。』より | photo_Satoshi Nagare editor_Akio Mitomi styling & text_Akiko Konishi
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。
〈イッタラ〉の 《サルパネヴァ キャセロール》
〈イッタラ〉のロゴマークのデザインでも知られる、同ブランドを象徴するデザイナー、ティモ・サルパネヴァが1960年にデザインした鋳鉄製のキャセロール。ガラスに始まり、木、陶磁器、鋳物に織物まで、あらゆる素材をモダンで彫刻的な製品に昇華させたサルパネヴァらしく、この鍋の木製ハンドルには有機的なカーブが施されている。キッチンやテーブルに置いた時の存在感も程よく、これで煮込み料理を作れば美味しくなる気がしてしまう。