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日常生活に溶け込む、デザインの提案が揃いました。|サンワカンパニーデザインアワード 2023
『カーサ ブルータス』2023年4月号より
March 12, 2024 | Design | PR | text_Yoshinao Yamada
住宅設備のオンライン販売で知られる〈サンワカンパニー〉が、若手の登竜門ともなったデザインコンペを今年も開催。思わず「欲しい」と声が出る優秀なアイデアが揃いました。
●Casa BRUTUS賞《TANK》小松﨑慎梧
オンラインで住宅設備機器の販売を行う〈サンワカンパニー〉が開催するデザインコンペ『サンワカンパニーデザインアワード』は、若い建築家やデザイナーの登竜門として知られる。8度目の今回は、施工事例部門とプロダクトデザイン部門に399点の応募があった。
デザイナーの倉本仁を審査委員長に迎えたプロダクトデザイン部門は「くらしに溶け込む」をテーマに、現代に必要とされる住宅設備や建築資材のアイデアを広く募った。応募作271点からCasa BRUTUS賞を受賞したのは、災害時などに一時的な生活用水を提供する雨水貯留タンクを見直した小松﨑慎梧の《タンク》。小松﨑はタンクの要素をすっきりとデザインしたうえでスリム化を図り、さらなる普及を狙う提案を行った。
「昨夏の酷暑や度重なるゲリラ豪雨、年初の能登半島地震などの状況を考えると、防災にはまだまだデザインの力が必要です。本作にその可能性を感じました」と、小誌編集長の西尾洋一は言う。
デザイナーの倉本仁を審査委員長に迎えたプロダクトデザイン部門は「くらしに溶け込む」をテーマに、現代に必要とされる住宅設備や建築資材のアイデアを広く募った。応募作271点からCasa BRUTUS賞を受賞したのは、災害時などに一時的な生活用水を提供する雨水貯留タンクを見直した小松﨑慎梧の《タンク》。小松﨑はタンクの要素をすっきりとデザインしたうえでスリム化を図り、さらなる普及を狙う提案を行った。
「昨夏の酷暑や度重なるゲリラ豪雨、年初の能登半島地震などの状況を考えると、防災にはまだまだデザインの力が必要です。本作にその可能性を感じました」と、小誌編集長の西尾洋一は言う。
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