DESIGN
人気の南部鉄瓶作家、宮伸穂が手がけたコーヒーケトル。
| Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
伝統工芸の南部鉄瓶に、現代のデザイン性を追求する宮伸穂が、東京で個展を開催。新作としてコーヒーケトルなどを発表する。
江戸時代から岩手県盛岡を中心に伝わる南部鉄瓶。日本有数の伝統工芸のなかにあり、現代の息吹を感じさせる作品を作り続けているのが、釜定3代目の宮伸穂だ。
8年ぶりとなる東京での個展のために、宮が特別に製作したのがコーヒーケトル。元来、おいしくお茶を飲むために開発された南部鉄瓶の技と知恵を生かしつつ、より使い勝手がよく、現代の空間にもマッチする新たな“鉄瓶”が完成した。
8年ぶりとなる東京での個展のために、宮が特別に製作したのがコーヒーケトル。元来、おいしくお茶を飲むために開発された南部鉄瓶の技と知恵を生かしつつ、より使い勝手がよく、現代の空間にもマッチする新たな“鉄瓶”が完成した。
従来の南部鉄瓶同様に、複雑な工程を経て製作されているため、なかなか大量生産はできず、展覧会では限定数の予約販売。しかし、長い時間をかけて完成へと導いた肝いりのプロジェクトなだけに、「今後も頑張って作り続けていきたいです」と宮は語る。
会場ではコーヒーケトル2種とコーヒーポット2種を予約販売。先着各30点にはロゴとシリアルナンバーが刻印される。
会場ではコーヒーケトル2種とコーヒーポット2種を予約販売。先着各30点にはロゴとシリアルナンバーが刻印される。
釜定 南部鉄器ケトルとコーヒー展
〈designshop azabu〉
