DESIGN
オランダのデザイン、そのルーツから学べる展覧会。
January 12, 2017 | Design | Window On The World | photo_GION text_Mika Yoshida & David G. Imber
1890年代から1940年代にかけて、オランダで生み出されたデザインを紹介する『モダン・ダッチ・デザイン展』がマイアミビーチの〈ウルフソニアン美術館〉で開催中だ。
広告やポスターのコレクションをはじめ、家具や装飾美術、ドローイングや道具、キッチンシステム、本の装丁に至るまで幅広いアイテムを展示する。インドネシアなど植民地からの影響や、デ・ステイルの活動が後世に残したものなど、重層的な見せ方で現在のオランダデザインに通じる独自の革新性が総合的に学べるようになっている。
展示期間中はハーグ在住のテキスタイルアーティスト、クリスティー・ヴァンダハークによるタペストリーを思わせる作品が、美術館の外壁とロビーを覆い尽くす。6月11日まで。
展示期間中はハーグ在住のテキスタイルアーティスト、クリスティー・ヴァンダハークによるタペストリーを思わせる作品が、美術館の外壁とロビーを覆い尽くす。6月11日まで。