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デンマークの巨匠建築家が手がけた椅子がついに製品化。
『カーサ ブルータス』2022年11月号より
October 21, 2022 | Design | PR | text_Yoshinao Yamada
デンマークのモダニズムを牽引した建築家、ヴィルヘルム・ラウリッツェン。慎ましくも細部まで考え抜かれたデザインを数多く遺した巨匠の、知られざる名作椅子が〈カール・ハンセン&サン〉から製品化されました。
デンマーク家具の歴史を体現する〈カール・ハンセン&サン〉のラインナップには、コーア・クリント、ハンス・J・ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、ナナ・ディッツェル、ポール・ケアホルムらが名を連ねる。そのラインナップに、デンマークにおける現代建築のパイオニアが新しく加わった。
その名はヴィルヘルム・ラウリッツェン。同時代の建築家、アルヴァ・アアルトがそうであったように若き彼も中央ヨーロッパを旅することで機能主義建築の新しい潮流、革新的な技術や構造に触れた。帰国後、現在は〈サンクトペトリホテル〉として愛されるデンマーク最初期のモダニズム建築を完成させる。その後、デンマークのモダニズム建築の傑作として知られるデンマーク国営放送の本部〈ラジオハウス〉やコペンハーゲン空港のターミナルを手がけた。いずれの建築も抑制されたモダニズムを形にし、その端正な佇まいは私たちが思い描く北欧のデザインそのものといっていい。
その名はヴィルヘルム・ラウリッツェン。同時代の建築家、アルヴァ・アアルトがそうであったように若き彼も中央ヨーロッパを旅することで機能主義建築の新しい潮流、革新的な技術や構造に触れた。帰国後、現在は〈サンクトペトリホテル〉として愛されるデンマーク最初期のモダニズム建築を完成させる。その後、デンマークのモダニズム建築の傑作として知られるデンマーク国営放送の本部〈ラジオハウス〉やコペンハーゲン空港のターミナルを手がけた。いずれの建築も抑制されたモダニズムを形にし、その端正な佇まいは私たちが思い描く北欧のデザインそのものといっていい。
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