DESIGN
Good TOOLS For Me|愛用のブックエンドを教えてください。
| Design | a wall newspaper | editor_Yuka Uchida
毎回3人のゲストに愛用の日用品を教えてもらうコーナー。今回は書棚に欠かせないブックエンド。いろいろな素材が集まりました。
〈AJI PROJECT〉の《ROCK END》。
本を購入するときに装丁を気にしない人はいないだろう。もちろんそれだけが購入動機にはならないにしても、欲しかった本の装丁が自分好みだとより嬉しいものだ。
だけどいざ読み終えて本棚に並べてみると、最も目にするのは背表紙だと気づく。さまざまな本が並ぶ自分の本棚。気が向いたときに並び替えをすると、背表紙たちはそれぞれが1ページであり、それらを挟むブックエンドを表紙にして、まるで本棚そのものが1冊の本のように思えてくる。
この自然の石をそのまま使ったブックエンドは、〈AJI PROJECT〉という庵治石を使った日用品を提案するブランドのもの。見た目以上に重く、ビクともしない。だからこそどんな本もしっかり支えてくれるし、自然の石の風合いは、いかなる背表紙のデザインも邪魔しない。増えたり、入れ替わったり、まったく一貫性のない自分の本棚。その本棚そのものが自分だけの1冊の本なのだとしたら、何にも動じない石でできたこのブックエンドは、まさに最適な表紙であるように思う。
だけどいざ読み終えて本棚に並べてみると、最も目にするのは背表紙だと気づく。さまざまな本が並ぶ自分の本棚。気が向いたときに並び替えをすると、背表紙たちはそれぞれが1ページであり、それらを挟むブックエンドを表紙にして、まるで本棚そのものが1冊の本のように思えてくる。
この自然の石をそのまま使ったブックエンドは、〈AJI PROJECT〉という庵治石を使った日用品を提案するブランドのもの。見た目以上に重く、ビクともしない。だからこそどんな本もしっかり支えてくれるし、自然の石の風合いは、いかなる背表紙のデザインも邪魔しない。増えたり、入れ替わったり、まったく一貫性のない自分の本棚。その本棚そのものが自分だけの1冊の本なのだとしたら、何にも動じない石でできたこのブックエンドは、まさに最適な表紙であるように思う。
松倉 葵
まつくらあおい アクセサリーデザイナー。〈AOM〉〈NEVE〉の2ブランドのアクセサリーの製作・販売をしている。大阪と東京で年2回の展示を開催し、人気を集めている。
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