DESIGN
国内外の民芸品や名作家具が“無秩序”に集う『南貴之の頭のなか展』第3弾が開催。
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〈Graphpaper〉や〈OGAWA COFFE LABORATORY〉など、話題のブランドやショップを次々と手がけるクリエイティブディレクター、南貴之。彼が古今東西を通じて集めてきたアイテムの数々を展示・販売する『南貴之の頭のなか展』の第3弾が、12月11日より神宮前にて開催される。
クリエイティブディレクター、南貴之の発想やクリエーションの元となるのは、ジャンルや年代、場所を問わず収集された古道具や家具、雑貨などの多様なアイテムの数々。まさに彼の「頭のなか」と呼べる、それらのアイテムを一挙に展示・販売する『南貴之の頭のなか展』は、これまでに2回開催され大きな話題を呼んだ。
第3弾となる本展のテーマは「日本を軸としたデザインと侘び寂び」、そして「世界の民藝や骨董のアノニマスマーケット」。日本の骨董や古道具から、著名なデザイナーによる作品、さらにメキシコやアメリカで手に入れた名もなきフォークアートまで、ボーダーレスに収集された彼の“私物”が一堂に並ぶ。
展示空間には、凧やワカン、鋤などの日本の民芸品、また各国のフォークアートに並んで、剣持勇が天童木工で作成したチェア《KABUTO》や、フローレンス・ノルによるキャビネットなど、歴史的デザイナーの作品も随所に。「先入観なくものを選ぶという本質的な楽しみや、瞬間的にやってくる出逢いとも言えるような刺激」を味わってほしいという、南の想いが形となった“無秩序”な空間を巡るだけでも、新たな発見があるはずだ。
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