渋谷に誕生した公園内カフェ〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉を徹底紹介!
May 14, 2021 | Design, Architecture, Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Yoko Fujimori
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明るく開放的に生まれ変わった〈渋谷区立北谷公園〉。気持ちのいいテラスには〈石巻工房〉のレッドシダー材ベンチが置かれ、屋外でコーヒーを味わうことも。

《エクスシネーレ》のタイルを配したR型のコーヒーカウンターが圧巻。客席のカウンターは高さが2段階あり、ダイニングチェアはゆったりと公園を、スツールはドリップ風景を眺めるゲストのために用意されている。

住宅のリビングルームをイメージしたという2階のラウンジエリア。燦々と陽光が降り注ぎ、どの席に座っても目線の先に公園の緑が映る。

背中をゆったりと包み込む芦沢啓治デザインのダイニングチェアとバースツールは、〈カリモクケーススタディ for ブルーボトルコーヒー〉で販売予定。

〈カリモクケーススタディ〉のダイニングチェア、〈アリアケ〉のソファ、イサム・ノグチの照明で構成されたエリア。〈クヴァドラ〉のソファの張り地は、《エクスシネーレ》のタイルを天板にしたローテーブルと相性のいい同系色に。

確実に人気が出そうな掘りゴタツ形式のエリア。こちらもタイルに合わせたという〈クヴァドラ/ラフシモンズ〉のオレンジ色の張り地が美しい。ちょっとしたミーティングにも対応できるようカーテンが設えられている。

デザートメニューより、右・タイルをイメージし、表面をパリッとブリュレした看板スイーツ「ブリック チーズケーキ」605円、左・サクサクのメレンゲと〈HiOアイスクリーム〉、季節の果物のコンポートの軽やかな三重奏「パブロヴァ」715円。提供は13時〜22時。プレートやボウルは鹿児島の〈ワンキルンセラミックス〉のもの。

ブランチメニューも充実。グルテンが少ない原種・スペルト小麦を使用したワッフルと平飼い卵の半熟玉子、フレッシュサラダ、イエローホットペッパーペーストを加えた自家製マヨネーズソースが付いた「ブランチプレート」は〈渋谷カフェ〉の限定。935円。ほかに定番のスコーンやグラノラも。提供:10時〜22時。

ナチュラルワインは赤・白・スパークリングの3種。銘柄は随時変わり、現在はスペインの〈SIN〉をセレクト。ウフマヨやオリーブのアペタイザーとともに。

オリジナルグッズのエリア。この陳列棚も〈芦沢啓治建築設計事務所〉によるデザイン。*現在グッズは完売中で、再入荷は未定。

カフェに隣接する半屋外の「大屋根エリア」は、今後イベントなども開催予定。渋谷駅から徒歩7分ほど。