20世紀構成主義のポスター展をアール・デコの館で鑑賞する|青野尚子の今週末見るべきアート
February 18, 2021 | Design, Art | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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エル・リシツキー《ソヴィエト連邦展/チューリッヒ工芸美術館》(1929年)。成立から間もないソ連の産業を紹介する展示のポスター。革命の精神を強力に打ち出している。
メアリー・ヴィエイラ《パンエア・ド・ブラジル航空 DC7C機/パンエア・ド・ブラジル》 (1957年)。二色の色面に単語4つと円のみという極限までミニマルな表現。 (c) Isisuf. Istituto internazionale di studi sul futurismo - Archivio Mary Vieira, Milano. All rights reserved.
ヤン・チヒョルト《構成主義者展/クンストハレ・バーゼル》(1937年)。展覧会のデータと細いライン、円のみで構成されている。作者は戦前のドイツで活躍、戦後ペンギンブックスのリデザインを手がけた。一貫して活字書体を使い、自らも活字のフォント「Sabon」を制作している。(c)Tschichold family
スコロス゠ウェデル《 SBKエンターテイメントワールド》(1987年頃)。円などのシンプルな幾何学的形態の組み合わせという意味では構成主義的だが、ソットサスらポストモダン・デザインの影響も見られる。(c)Skolos-Wedell。
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