DESIGN
京のおやつと箸休め|〈果朋〉の果ルフェ。
February 13, 2021 | Design, Food | casabrutus.com | photo_Kunihiro Fukumori text_Shoko Nishimura
二条城の南に昨秋オープンした和菓子店。無垢の自然素材からなるモダンな空間に並ぶ、お菓子は一見洋菓子のようにカラフルで華やか。この和菓子の素材、味、デザイン…は何?その革新ぶりをご紹介する。
割烹のカウンターのような檜の天板に並ぶお菓子の多くに使われているのが、季節のフルーツ。和菓子は、限られた素材を使って色使いや菓銘をヒントに季節の移ろいへと想像を膨らますものだが、それとは違う旬のフルーツとデザインで新しさを生んでいる。
なかでもグラススイーツの「果ルフェ」は、かなり創造的かつ革新的な和風パフェ。
名前はパルフェに由来し、フルーツと和洋菓子のいろいろな要素が織りなす3層の味わい。上層はフルーツや和テイストのゼリー、わらび餅など、中層はパンナコッタで、下層はフルーツ味やお茶の羊羹。香り、甘み、酸味、食感のバランスをとりながらそれぞれの組み合わせで3層のハーモニーを完成させており、瑞々しく、爽やかで、食べ進む中でいろいろな味が展開する。
和菓子司というよりも、和のパティスリー。あまり和菓子に縁のない人ならデザート感覚に、和菓子好きならばちょっと冒険の味として楽しめそうだ。
なかでもグラススイーツの「果ルフェ」は、かなり創造的かつ革新的な和風パフェ。
名前はパルフェに由来し、フルーツと和洋菓子のいろいろな要素が織りなす3層の味わい。上層はフルーツや和テイストのゼリー、わらび餅など、中層はパンナコッタで、下層はフルーツ味やお茶の羊羹。香り、甘み、酸味、食感のバランスをとりながらそれぞれの組み合わせで3層のハーモニーを完成させており、瑞々しく、爽やかで、食べ進む中でいろいろな味が展開する。
和菓子司というよりも、和のパティスリー。あまり和菓子に縁のない人ならデザート感覚に、和菓子好きならばちょっと冒険の味として楽しめそうだ。