没後30年。倉俣史朗の”幻の照明”が最新技術で蘇る。
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今年復刻されるワイングラス型のオブジェ《SAMBA-M》。photo_Nacàsa & Partners.

《How High the Moon》187万5000円。エキスパンド・メタルで構成された輪郭がそのまま構造となっている、デザイン史の中でも重要な一脚。

建築素材であったエキスパンド・メタル。倉俣は新しい素材やテクノロジーを好んで用いた。

《Sing Sing Sing》62万5000円。脚と一体となった肘掛のカーブは4つのRで構成され、なんとも言えない緊張感を生みだしている。

《Apple Honey》30万円。安藤忠雄の設計した京都のカフェレストラン〈モン・プティ・シュー〉のために作られた椅子。シンプルな構成だが、鉄製の座のパーツにステンレスの肘掛けを傷つけずに差し込むには、高い職人の技術が要求される。

《SAMBA-M》価格未定。赤い発光ダイオードをグラスの中に仕込んだような姿の、倉俣のユーモアを感じる名作。photo_Nacàsa & Partners.