DESIGN
新生〈シボネ〉が表参道に誕生。写真たっぷりでご紹介!
June 5, 2020 | Design, Architecture, Art, Fashion, Food | casabrutus.com | photo_Kenya Abe text_Housekeeper
〈シボネ〉が20周年を目前に移転リニューアル。あえて日用品のボリュームを減らした、「Unique」をテーマにした商品ラインナップ。〈スキーマ建築計画〉〈DAIKEI MILLS〉〈ケース・リアル〉が揃い踏みした内装…。一歩先のデザインを求める者を刺激する、新たな空間です。
2001年の誕生以来、青山から刺激的なデザインを紹介してきた〈シボネ〉が、表参道〈GYRE〉B1に移転オープン。ギャラリーやポップアップの機能を担う新たなプロジェクト「CONNECT」のスタートや、これまでとは異なる新たな軸を持った商品ラインナップなど、20周年を目前に、実店舗における“人とデザインとの出会い”を深く考え直したリニューアルとなっている。
なお、2018年にこの場所にオープンした〈HAY TOKYO〉、2019年オープンの〈ダンデライオン・チョコレート〉も、同フロア内で営業を継続する。
なお、2018年にこの場所にオープンした〈HAY TOKYO〉、2019年オープンの〈ダンデライオン・チョコレート〉も、同フロア内で営業を継続する。
・各所に残る〈シボネ青山〉の意匠。
移転オープン後の商品ラインナップのキーワードとなっているのは「Unique」。シンプルな言葉だが、フロアに脚を踏み入れて数歩ゆけば、納得がいくはず。ECが普及したいまだからこそ、〈シボネ〉は今回、いわゆる“日用品”のボリュームを抑えた。と同時に、人気器作家による1点モノや、木材や塗装の風合いによって同じものが一つとしてないスツールのほか、アンティークアイテム、クリエイターによるアートピースなど、まさしく「Unique」にふさわしい、物語に満ちたラインナップを充実させた。店内を歩く中で、ある物にはたと目が留まり、手に取って、その魅力を吟味する……実店舗が得意とするそうした“出会い”を、さらに豊かなものにさせている。
・各エリアを探索&「Unique」がテーマのアイテムをご紹介。
また、〈シボネ青山〉でもこれまで国内外のデザイナー、作家などの個展を開催し、幅広い才能を紹介してきたが、デザインを通したコミュニケーションを今後さらに生み出していく場として、新たなプロジェクト「CONNECT」のエリアをフロアの中心に用意している。今後は、ブランドとのコラボレーションなどのポップアップスペース、また新商品のローンチの場としての活用を予定。広島を拠点に活動する人気植物屋〈叢〉によるグリーンや、〈BACH〉による選書の書架、また新たにサウンド・キュレーションを行うことになった〈BIG LOVE RECORDS〉によるプレイリストが、「CONNECT」の空間を立体的に演出する。第一弾として現在、〈シボネ〉が長きにわたって紹介してきたピート・ヘイン・イークによる家具や、小野哲平による陶器などを展示。また、YOSHIROTTEN率いる〈YAR〉による映像インスタレーションも行っている。
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