DESIGN
こんなコロナ時代だから使い倒したいテクノロジー。
『カーサ ブルータス』2020年6月号より
May 12, 2020 | Design, Culture | a wall newspaper | text_Qanta Shimizu (BASSDRUM)
毎日の生活に、ソーシャルディスタンスを。緊急事態生活に活用できるサービスやガジェットをテクノロジーのプロフェッショナルがキュレーション。
コロナ・ショック。筆者は、様々な領域の技術開発を監督するテクニカル・ディレクターの集合体「BASSDRUM」の一員として、ニューヨークで活動してきた。そしてそのニューヨークはまたたく間に、このコロナ禍の中心地となってしまった。
筆者も2週間にわたる高熱、そして呼吸困難症状に苦しみ、医師からコロナウイルス感染と診断された(詳細はこちら)。
そんな経験をした技術者として、この突然やってきた新しい時代に活用できるサービスやガジェットを様々な切り口から紹介したい。これらは「BASSDRUM」のメンバーで集めたものだ。
筆者も2週間にわたる高熱、そして呼吸困難症状に苦しみ、医師からコロナウイルス感染と診断された(詳細はこちら)。
そんな経験をした技術者として、この突然やってきた新しい時代に活用できるサービスやガジェットを様々な切り口から紹介したい。これらは「BASSDRUM」のメンバーで集めたものだ。
感染予防や健康管理は最重要。「ソーシャルディスタンス」という言葉は世界共通語だ。Keep Distance Ruler(1)は、寺島圭佑氏(PARTY)が開発した、iPhone用ソーシャルディスタンスAR定規。サイトにアクセスしてカメラをかざすだけで、他者との距離を測ることができる。Pulse Oximeter(2)は、万が一罹患した際に重要な指標となる血中酸素飽和度を、専用の機器なしに測ることができるアプリだ。
バーチャル空間を共有してコンサートやプレゼンなどを気軽に開催できるのがcluster(3)だ。リモートからアバターでイベントに参加できる。自宅で人恋しい人には、ゲーム用の会話ツールとして生まれたDiscord(4)が楽しい。チャットに加え気軽に音声通話を始めることができ、同じ場所に一緒にいるような感覚になれる。
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